7月25〜27日 福岡〜佐賀 熱い熱意 (76〜78日目)

7月25日 (76日目)

朝友達が出勤してきたタイミングで起床。

竹下駅のすぐ近く
とびうめ整骨院

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朝お客さんの少ない時間に整体をしてくれて
身体のケアをしてくれた。

ちょうど昨日に右半身を寝違えていたので
本当にナイスタイミング!
ありがとう倉光ほんま最高でした!

リフレッシュしてから窓側のソファーで
この先の道をどうするか策を練っていると

開けっ放しにしていた窓からお婆さんが
「日本一周しとるのはあんたかね?」
と声をかけられた。

お婆さんに20本ほどの
太く長いヒゲがあったのにも驚きつつ、
そうです!と返し話しをしていると

なんと、窓から
1000円札を受け取ると言う出来ごとが。

九州の方の『人との距離感』的な
熱い物を感じました。

ありがたく頂きお礼を言いました。
窓から。
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その後、友達にとても良い湯があるから
是非入って来なよと
温泉代を持たせてくれたので
15kmほどの距離にある二日市の
博多湯温泉へ行く事にした。

炎天下の下を汗だくで走り
温泉に辿り着いた。
IMG_2968鉄分を多く含んだ透明な湯。
その鉄分で地面や石がオレンジ色になっている
見るからに良い湯。

この博多湯は300円。

激安!

更に道を挟んだ目の前の二日市温泉は
200円!!

更に安い。

さすがに勧めてくれるだけの事はある。
良いお湯でした。

亜麻色の長い髪を
風が優しく包む様な感じで
髪を乾かし

金曜日の博多の街に出る事にした。
出来れば路上ライブも試みたい。

それともう一つ、
6年前のヒッチハイク旅の時に出会った人に
「まだ、こんな事やってます。笑」を言いたいがために
会いに向かった。

以前のヒッチハイク以来、
逆に神戸へ来たりした時に
神戸を案内させてもらったり
仲良くさせてもらっていたお姉さんだ。
DSC_01652度ほど神戸に訪れてくれたが
この日会うのはもうかれこれ3年ほど振り。

仕事までの時間
お酒を飲みながら懐かしい話しや
また更に夢が出来たんだと報告。

昔、旅で出会った人に会うと
その当時の気持ちや記憶が蘇る。

そして今の自分を見た時に
この前より
また、一歩前に進めてるのかな。

そう思えた瞬間が嬉しかった。

やがてお姉さんも仕事の時間になって
店を出た。

こちらから誘っておいて
そんなつもりは無かったのだけども
御馳走して頂いた。

ありがとうよっしー!
また神戸来た時はお店に来て下さいね!

お姉さんを見送ってから
天神辺りの親富幸通りなどを探検してみる事にした。

歓楽街の人ごみをかき分けて
大きな自転車を押して歩く。

西通りから親富幸通りに向かって
歩いていると屋台が見えてきた。

この信号を越えたら
親富幸通りだと言う場所で
屋台で飲んでいた方に声をかけられた。

「どこから来たんですか?
ご飯食べましたか?お兄さん面白そうだし
よかったらどうですか?」

そう言って誘われては
行く他は無い。

ご飯はさっき食べましたんで
食べれないですけどお酒なら飲めます!!

そう言って屋台で飲む事になったのだ。

誘ってくれたのは30代の松村さん
松村さんが居なければ
この経験も出来なかっただろう。

一言、声をかけてくれた事に感謝です!
DSC_0172DSC_0170会社の上司の方と二人で来られていて
九州の人では無く
大阪と愛媛の方だった。
あれこれ沢山つまみまで豪快に注文して
振る舞ってくれた大阪の上司の方の山下さん。

バリッバリの関西弁を聞きながら
博多の屋台を楽しんだ。
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お酒をガンガン勧められ
大分と酔っぱらってご機嫌な夜だった。

屋台に来る他のお客さんなども話しをしたり
屋台独特の距離感は
雰囲気が良くて好きな酒場だ。
DSC_0171IMG_2971ベロンベロンになって
名刺など頂いて、月に一度大阪へ来るそうなので
神戸に来た際は
逆にたらふく酒をお返しする約束をして
松村さんと山下さんは帰って行った。

それから路上ライブが
出来そうな場所を聞いていたので
フラフラで向かってみる事にした。

出会い橋と呼ばれる
中州と天神を結ぶ橋の上がその場所らしかったが
公園の中で演奏してみた。

すると一人の16才の男の子が
スケボーに乗って近寄ってきた。

「日本一周してるんっすか?
僕もチャリでこの前、
九州の近隣をぐるっと旅したところなんですよ!」

そう言って俺の荷物が
どんな装備なのか気になってたみたいで
見せてあげたりして少しの時間話しをした。

名前は緑。
結構酔っぱらっていたから
あまり思う事を伝えてあげられなかったけども
また、キミもチャリ旅に挑戦する事を願ってるよ!

若い頃に、経験する価値のある事が
たくさんきっとあると思うよ。

みどりが帰ってから
急激に眠気が襲ってきた。

その公園のベンチで2時間ほど撃沈…。

寒さと蚊に刺された痒さで目が冷めた。

彼女の親友の家が近くで
泊まっても良いと言われていたので
すがる思いでそこへ最後の力を振り絞って向かった。

親友の美保ちゃん宅にお邪魔した。

ちょうど夜の仕事を終えて
美保ちゃんも帰って来た。

お互い夜中は酒にやられてボロボロ状態。
すこし久々トークをしたけども
疲れで、あまり喋られず。

この日は寝てしまったのだった。

7月26日 (77日目)

クーラーの寒さで
カーペットの下に潜り込んでいた。

後から思えばクーラーを消せば
良かったのだけども
変に気を使って、やせ我慢していた夜だった。

昼前に起きて出発する事にした。

昨日の酒が残り
写真を撮るのを忘れてしまっていた。

何か写真を撮ってないかと
後で連絡すると二人で撮った写真は
やっぱり無く

全然、関係のない写真を
送りつけられてきた。
20140728-202245-73365991.jpg何で馬なんだよ
しかも2頭かよとツッコミつつも
とりあえず載せておこう。

11時頃
博多駅近くの美保ちゃんの家を出発。
20140728-202706-73626080.jpg蒸し暑いコンクリートジャングルを
駆け抜けた。
20140728-201059-72659603.jpg20140728-201100-72660163.jpg3号線は車通りが多くて
空気も気温も好ましくない。

おまけに四国で取り替えたばかりの
前輪がプシュン!!と大きな音で張り裂けた。
20140728-201100-72660870.jpg道端で緊急オペを開始。

暑さの中すぐに取り替えて
また前へ進んだ。

ここからのルートは悩みどころだ。

そのまま南へ下って佐賀と長崎をパスするか
佐賀だけ行って熊本にフェリーで渡るか。
沖縄到着の期限は23日。

時間がかかる山越えのルートは
避けた方が良さそうだ。
20140728-204329-74609290.jpgひとまずこの日は久留米まで行ってから
後の進路を気分と第六感で決める事にした。

久留米までの道のりは
日照りが厳しく我無娑羅に走った。

頑張って自転車を漕いでいる姿を見て
3人の方から500mlの冷たい飲み物を
5本も頂いた。

休憩したドラックストア
走りながら並走して車から渡してくれた方
呼び止めてくれた方々。
20140728-204958-74998316.jpg

この時期、沢山の水分を必要とするので
本当にありがたいです。

頑張っていると誰かが見ていてくれる。

だからこそ
頑張れるのかもしれない。

そう感じると、バテてきている身体でも
また一歩前に出す事が出来た。

20140728-201101-72661385.jpg今日も見た事の無い世界を
突き進む。

夕方になり久留米市に到着。

20140728-201101-72661868.jpg

ここ辺りは
愛する彼女の地元近くでもあり
彼女おすすめの骨つきカルビが有名な店に
食べに行く事にした。
20140728-201102-72662302.jpgひがし田本店。
本当は支店の方が良かったらしいが
見つける事が出来なかった。
20140728-201103-72663259.jpg

カウンター席の目の前で
骨つきカルビを豪快に焼いて
焼き上がりたてを
すぐに持ってきてくれるスタイルだ。
20140728-201102-72662809.jpgこの量で1人前900円!!

漬け込んだタレが
程よく馴染んだ柔らかいお肉。

最高のご褒美でした。

油でお腹いっぱいになって
この日の晩ご飯は肉だけ。

それから近くの河川敷に向かった。
非常に蒸し暑く
ブログをテント内で更新しようとしたけども
暑さで何も考えられないほど。

仕方なく10時に寝る事にして
早朝に起きて書く事にした。

7月27日 (78日目)

蒸し暑い久留米の河川敷。

朝6時に目が覚めると
雲が流れて来る方向は雨が振っていた。

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うひょーー
これはまずい!!

ブログ更新を諦めて
すぐさまテントを片付けした。

テキパキと荷造りをこなし

片付けが済んで
荷物をまとめる終わると
そこで雨が降り出した。

ふぅ、間一髪。

またのタイミングで更新するとして
太陽が雲で隠れて気温はまだマシ。
この間に前へ進む事にした。

進路方向は熊本へ南下するのではなく
佐賀市へ向かう事にした。

その先はまだ未定。
その時々の第六感を信じて
呼ばれる声に従って行こう。

ずっと野外で生活し
外の風に吹かれて生活していると
第六感の様な感覚が開いていると
感じる事が多々あるのだ。

すべてはエネルギーであり
そのエネルギーは時に感じる事の出来るもの。

古代の先人達はこの力を
大いに感じ、使っていたのであろう。

神社や寺など、宗教の原点も
こんな感じる力だと自分は思っている。

逆に都会に行くと
そのエネルギーは様々な形であり過ぎ
研ぎすました感覚ではあまりに多過ぎて
分からなくなる事がある。

だから少し都会は苦手。

けども、分からないと言う事も
それはそれで楽しい事でもある。

すべてが分かってしまった世界など
退屈の他に無いのだから。

ずっととなると疲れるてしまうけど
時には、方向も見失うことを気にせず
その感覚を楽しみに都会にも出向きたい。

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走り出して川を越えると
すぐに佐賀市へ入った。

佐賀市は田んぼが多く
水路だらけ。
20140728-201104-72664901.jpgあちらこちらに水路が
張り巡らされている。

地図で見るとそれがよくわかる。
20140728-213755-77875657.jpgよく地図を見るけども
こんな町は珍しい。

水路が多いせいか
時々生温い風に混じって
涼しい風が肌に交互に感じられた。

車が前に停まって
お兄さんに水を頂いたりしながら
佐賀市内へ向かった。
20140728-201105-72665392.jpg佐賀市街地近くで
前タイヤの予備を買っておく事にして

近所の自転車屋を聞いた子に
わざわざ案内してもらって
自転車屋に向かったりも。
20140728-201105-72665878.jpg久留米から20kmほどで
佐賀市内に到着。

ここは彼女の生まれ育った土地。

彼女は昔ヤンキーでも無かったんだけど
なぜか下駄がカッコいいと思っていた様で
よく下駄を履いて佐賀の町並みを
歩いていたと聞いていた。

へぇ、あいつはこの街を
下駄でツッカツッカ歩いていたのか。
女なのに。笑
そんな事を面白おかしく想像しながら街を探検。

佐賀神社が見えた。

この街出身の子が
こんな自由で身勝手な自分の彼女として
居てくれている事に
感謝の気持ちを伝えに向かった。
20140728-201106-72666364.jpg20140728-201106-72666829.jpg写真を撮りましょうか?と
わざわざ声をかけてくれた方に
写真を撮ってもらった。

後で知った事だけども
この神社で彼女は巫女さんの
バイトをしていたのだそうだ。

それから近くの駅前へ移動。
早速地元の大学生に声をかけられて
話しをしていた。

彼も自分の様な
自由な生き方に憧れている様子で

やる気になれば
何だって出来るんだぜ!と
夢を現実として目の前で見せて上げる事が出来た。
20140728-220542-79542456.jpg

目に見えない物ってのは
大概の人は挑戦しようとしないものだが

こうやって、人は目の当たりにすると
出来ると云う事がわかる

それを伝える為に日々、俺は前に進む。
旅に限らず
何だってやれば出来るんだ。

全ては、やるやらないか。

出来るか出来ないかなんて
見えない世界を怖がっている人の
やらないための言い訳に過ぎない
と自分は思っている。

また少し自信をつけさせてもらって
路上ライブをしてみる事にした。
20140728-201108-72668501.jpgこの日は
202円の報酬が入った。

20140728-202246-73366380.jpg

中にはこんな子供が近寄ってきた。

「お兄ちゃん、何やってんの?」

自転車で神戸から来たんだよー、
お兄ちゃんはね
旅が好きだから日本を周ってんねん。

そう言って話しをしていると

「僕、お兄ちゃんみたいな好きな事をやってる
人を見るんが好きなんよ。」

おぉそうか、ありがとう。

そう言って
俺の前から離れなくなった。

電車の切符を買った兄弟が
何回も呼びに来ても

「出発ギリギリになったら呼びに来て!」

「僕、このお兄ちゃん大好きだから…」
そう小さく呟いていた。

なんて可愛いんだ!
連れ去りたくなってしまうほど。

子連れオオカミにでもなってやろうかってね。

よーし、じゃあお兄ちゃんと一緒に旅すっか??
と冗談で聞いてみた。

「うん!じゃあ僕が大人になったら行く!
だから、それまでに絶対に死なないでね!
絶対約束ね!!
はい、指切りげんまん!」

そういって小さな手を向けて来た。

あぁ、必ず約束する。
20140728-202246-73366725.jpg岡山の峠越えした後
ため息ついただけで折れた歯が
気になりつつ。

最終的にはお父さんが呼びに来て
少年は奈良へ家族旅行へ行ったのだった。

子供と言うのは
感じる力が研ぎすまされている。
あの子もきっとやりたい事をやりたいと
純粋に感じているのだろう。

大人になるにつれてそれは

学校の教育であったり
あるいは親の教育方針。
社会の常識とやらに洗脳されたかの様に

その研ぎすまされた感覚
をする様になって行ってしまう。

どうか、あの子の感性は守って上げて欲しいと
心から願った。

やがて演奏も辞めて荷物をまとめた。

すると
ダンディなおじさんが声をかけて下さった。

「おぉ、若いもんがやっとるね。
どうだい、コーラでも飲まないか?」

そう言って
駅の構内にあるコンビニに招かれ
好きな物をとってきなさい。と
飲み物を買って下さった。

「さぁ、少しそれを飲みながら話すか。」

爽やかで何だか熱い熱意が
伝わって来る様な方だった。

少し話して分かった事が
佐賀の市議会議員さんだった。

ある程度質問を受けて
自分の考えている事を話すと

市議会議員の高柳さんが
色んな大切な事を教えて下さった。

「私が思っているのはね
人生の平均寿命の82才の3万日
どう生きるかだと思っているんだよ。

だからキミの様な時間の使い方をしている
若い子は私は好きだ。

キミにはもっともっと
時間を大切に使える達人
なって欲しいと思うね。

私はもう60を過ぎた。

だから、これからの人生は
これからの若い人達に伝えて
託して生きたい。」

そんな熱い話しをして頂いた。

これからどちらに行かれるんですかと
質問してみると
岡山のバイオエネルギーを作る工場を
視察に伺うのだそうだ。

そして高柳さんは話しを続けた。

「今の人たちってのは
原発問題にしてもそうだが、
文句を言うのは立派だけども
否定だけでは何も生まれないのだよ。

文句を言える立場の人は別としてね。

それに、今あるものと云うのは全て
先人が良かれと想って築き上げてきた物なんだ。
それを否定ばかりしていては
先祖は報われない。

だから私はこの目で
新たな道を確かめに向かうんだ。」

一語一句までは正確には覚えれていないが
そんな話しまでして頂いた。

こんなに野心に満ちあふれている方を
久しぶりにお目にかかった。

何だか本当に嬉しい事でした。

高柳さんの様に熱い思いを
ずっとずっと胸に持ち続ける
そんな熱い大人になりたいと感じました。

良いお話が出来て嬉しかったです。
ありがとうございました。

佐賀に来て正解だったな。
よし、もう満足だ。

この上がったエネルギーを
また前へ進む燃料にして進み出した。

ここに来て
第六感待ちだったルートは見えてきた。

長崎県の東の有明海の海岸沿いを走り
雲仙普賢岳をぐるっと大回りして
島原市に行く。

そこからフェリーで熊本へ入る事にした。
20140728-232942-84582584.jpg

ひとまずこの日は時間的に
鹿島市を目標に走り出す。
20140728-202247-73367519.jpg

ある程度、九州全域の道については
北九州の泊めて頂いた夫婦の潤さんに
聞いていたので
それも参考になりました。

鹿島市に入り
国道444号線を走っていると
町並みがガラッと変わり
自然豊かな広大な田んぼの風景が
目に映る様になってきた。
20140728-202248-73368050.jpg20140728-202248-73368558.jpg気分は爽快。
平坦な走りやすい道を
ひたすら漕ぐ。

視界が広過ぎて

これ、前に進めてるの?

そんな錯覚に陥ったが
気にせず突き進んだ。

駅前で会った大学生に
この土地は潮の満ち引きの高低差が日本一で
6メートルもあると聞いていたので
そんな所も気にして見ていた。

引き潮で川も干上がり
船は地面についている。
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どうやら本当にすごい高低差だと言うのが
目に見えて分かった。

夜ご飯の買い物を済ませて
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やがて夕方6時過ぎに
目標の道の駅鹿島へ辿り着いた。

ここまでの道のりは少し内陸で
海が見えなかったがここからは海沿いとなる。

ここに来て初めて有明海の海を目にした。

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干潮で何処までも見える浜辺。

この土地が掲げているフレーズ
「引力の見える町」とだけある。

夜ご飯に
門司手前で頂いたゴーヤと枝豆を使って
ゴーヤチャンプルーと枝豆ご飯をほうばった。
20140728-202250-73370978.jpg

この日は道の駅に
芝生のスペースがあったので
久々の涼しい風が吹く田舎の夜に
そこで就寝する事にした。

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