Back to kobe.② 〜旅で出会った数々の仲間達の訪問〜

北海道の仕事が始まるまでの一ヶ月半を
神戸で営むBARで過ごす事にしてから。

 店舗内で寝泊まりする店舗生活が始まった。

実家は神戸市の北区にあり
50分ほど通勤に時間がかかる。

お酒を飲む仕事でもあるし、
第一に旅の途中だと云う事は忘れたくはない。

なので、あえて実家には寝泊まりしない方法を選んだ。

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お風呂は近くのスーパー銭湯に入り、
ご飯もほとんど外食で済ませる都会での生活。

以前まで野外キャンプ生活で
毎日知らない土地で寝床を探し、
ご飯も自分で3食を自炊して
風呂もたまにしか入れなかった事を考えると、
こんな生活でもスイートルームに住んでいる様な
不思議な感覚に襲われていた。

雨も風も寒さにも怯える事はない。

まぁただ、それだけの事なんだけれど、
それだけ何もかもが当たり前の生活ではない生活を
していたと云う事なのだろう。

当たり前の事が当たり前でない時に
初めてその当たり前の状況がある事に感謝出来る。

少し話の方向が逸れるけれど
ここで一つ。

皆さんは”当たり前”の反対の意味を知っていますか?

それは”有難う”

有難うとは、
有る事が難しいと書く。

本当はその当たり前は、
本来有る事が難しかった物で、
それらは与えられ、恵まれた物。

『有難う。』

その感謝の気持ちが生まれる時、
それは自分一人の力では起こり得ない物が
目の前に有るという事なのだと
僕は解釈している。

そんな予談を挟みまして、本題。

お店に立ち、仕事が始まったわけです。
沢山の神戸の仲間達が顔を出してくれるのはもちろん、
その他に新しく他に旅中に出会った県外の
有難い友達が僕のお店に数々訪れる様になったのです。

以後お店に来た日より、
旅の軌道順に紹介していく事とする。

まずはこの人。

『大阪府泉南市のしょうじ君』IMG_7041

彼は僕が初めて日本一周に挑戦し始めた5年前。

記念すべき1人目に家へ泊まっていいと
実家に招いてくれた方だ。

(写真/2011年6月 大阪府泉南市 しょうじ君の家にて)
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彼とはその後よく連絡を取るようになり、
事故で怪我をして日本一周を断念し
神戸に帰ってからもたまにこうして飲んだり遊ぶ仲になった。

そしてこれからもずっと付き合う事になるだろう。

泉南からわざわざ3時間かけて来てくれて有難う

次にこの人。

『左側、さとし 右側、ハッチ。』IMG_6911

さとしとは2014年の夏、
石垣島で寝泊まりしていた宿で出会った。

(写真/2014年10月石垣島にて)
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僕はその冬にニセコで冬を越そうと考えていたところ、
さとしが13年ほど毎年ニセコの雪山で生活している事を聞き、
ニセコに行くつもりなのでの仕事を紹介して欲しいと頼んで
石垣島でこれからくる冬の北海道の仕事を決める事ができた。

彼がいなければ、
昨年のニセコでの生活は
間違いなく違った物になっていただろう。

つい一ヶ月前にさとしとは
自転車で北海道のニセコへ到着した時に顔を合わせているのだが、
彼も大阪の実家に一度帰郷しているタイミングで顔を出してくれた。

さとしとはまたすぐにニセコで再び顔を合わす事になるだろう。

昨年ニセコで5ヶ月も滞在していた事もあり、
今回ニセコで出会った友達が数多く訪れてくれた。

さとしの横に写っているハッチもニセコで知り合った。

他にもこの人は外せない。
IMG_6852『伝説の男、くりちゃん』
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何が伝説なのかわからないんだけれど、
僕の中でくりちゃんは伝説の男だと捉えている。

先程のさとしが北海道での仕事を紹介してくれた事で、
その働き先で出会う事となった。

くりちゃんとは昨年冬の1シーズン3ヶ月間を
僕との2人で忙しいBarの仕事に奮闘した良き相棒。

(写真 2014年12月/ニセコのBar blobloにて)
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くりちゃんは夏に四国へ渡り、
ラフティングガイドの季節労働をしていたそうだ。
そして冬を迎える北海道へ北上中に神戸へ来てくれたのだ。

くりちゃんと大阪へ繰り出して
ニセコで繋がった仲間達と大集合し、
大宴会も開かれた。

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くりちゃんに今年はニセコの仕事を
どうするのかと聞いた。

「よし、もう一回bloblo(Bar)を一緒にやろうか!」

そう満面の笑みで言ってくれた時、
お互いに強く握手した。

次のシーズンもよろしく!!

そうして今年も
くりちゃんと2人で仕事する事が決定した。

ニセコの仲間で忘れてはいけないのはもう一人。

『伝説のチャラ男、池田』

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(ちなみに横に移るミオちゃんもニセコの仲間の一人。)

同い年で誕生日が一日違いの池ちゃんとは
ニセコで意気投合しいつの間にやら
毎日遊んでいた仲になっていた。

(写真 2014-2015冬期 / 北海道ニセコ)
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IMG_2940 IMG_0035

池ちゃんは、
僕が神戸に帰ってきているタイミングで
わざわざ千葉から駆けつけてきてくれた。

店で3泊して行った彼とは、
毎晩アホだの馬鹿だの言い合いながら酒を飲み、
やはり泥酔するのだった。

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残念な事に池田は、
馬鹿だから今シーズンはニセコにこないらしい。

今では千葉で似合わない美容師をやっているそうだ。

わざわざ来てくれて、
わざわざ潰れに来てくれて
有難う。

何故、これほどまでにニセコの繋がりが深いのか。

みんなそれぞれに
3ヶ月以上もの期間をニセコの雪山で生活し、
長期の大人の修学旅行の様な色濃く楽しく過ごした日々の記憶は、
それぞれに人生の中で特に記憶に残る時間であり、
その思い出を共有できる仲間だと
認識しているからなのだろう。

そうした心に残る記憶が人生の中での財産であり、
それを共有しあえる人がいる事が人間の本当の喜びなのだと思う。

店に訪れてきてくれたのは
これだけに収まらない。

旅路の途中で出会った旅人達も
神戸に上陸したのだ。

まずは一人目の旅人、

『片手の旅人 下司くん』
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彼とは一ヶ月半ほど前に札幌で落ち合った。

もともとは僕のブログを
ランキングで見かけてから応援してくれていたらしく、
長野県あたりに居る時に彼からメッセージが寄せられた。

彼はその夏北海道を一周していたそうで、
北上している僕とどこかで落ち合えないかと
誘ってくれたのだ。

そうして僕が北海道に上陸すると
わざわざ遠回りして会いに来てくれたのだ。

(写真 2015年10月/札幌 大道公園)
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札幌で出会ってから
一ヶ月半かけて自転車で南下を続け、
神戸までやってきた。

これから沖縄で越冬するために
まだまだ南下を続けるそうだ。

久々に再会した彼とは昼ごはんを三ノ宮で共に食べ、
お互いのその後の旅を語り合った。

泊まっていくのかと思いきや、
大阪の知人を訪ねてすぐに大阪へ向かって行ったのだった。
IMG_6850忙しいのにわざわざ顔を見せに来てくれて有難う

そして旅人仲間で記憶深い
あの旅人も関西に上陸。

旅する立ち飲み屋 ノム!!

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彼が大阪に上陸したと聞きつけ、
すぐさま大阪へと出向いた。

ノムは相変わらず道端で酒を売っていた。

青森で彼と共に生活した一週間が懐かしい。
共に高架下で野宿したり、路上販売をしたり、
クッセーオナラをぶっこきあった。
あの時のこいつの屁は尋常じゃなかった。

それはさておき、あれから2ヶ月。

ノムも臭い屁をこきながら青森から南下を続け、
ようやく関西へ。
ノムも沖縄で越冬するそうだ。

神戸には一週間ほど滞在して行った。

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店で共に寝泊まりし、
鍋をしたり、温泉行ったり、
海辺で一眠りしたり。
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一日だけ僕のお店のスタッフとして働いてもらったりも。

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こうして
旅で出会った仲間達との記憶に
新たな物語が刻まれてゆく。

あの時、
僕が始めの一歩を踏み出さなければ
どうなっていただろうか。

あの始めの一歩があるからこそ、
今のこの時がある。

その大切さに改めて気が付いた神戸帰郷でした。

ノムは2016年の夏に東京へ戻り
日本一周を達成する。

その後、
おそらく僕が東京へ自転車で上陸するはずだ。

また、ノムとも再び出会う事となるだろう。

そして僕もその時は
移動式立ち飲み居酒屋をパクっているだろう。

そう。

来季からの旅はノムのアイディアをパクって
リアカーを改造し立ち飲み屋をやりながら日本一周の終盤を
飾ろうと考えているのだ。

こうして出会った物、者、
すべてのエネルギーを吸収し、
旅の物語を繋ぎ道をつくる。

それが僕のやり方だ。

柔軟にその時(今)を見て、
その時(今)の行動をどうするか。

その今の判断がこれからを創造する。

僕が北海道から神戸に帰ると決断した事は、
間違いではなかった。

むしろ、
予想以上の展開になったのだった。

以上。

『旅で出会った数々の仲間達の訪問』
でしたっ。


旅を応援してくださっている方、
楽しみにして待って下さっている方々。

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久々投稿!Back to KOBE.① (524〜589日目)

2015年11月。

北海道のニセコスキー場まで辿り着いてから
冬季の仕事が始まるまでの一ヶ月半、
神戸で営むお店を手伝う事にした。

日本一周中なのにも関わらず、
神戸に帰るのはどうなんだろうかと考えもしたし
沢山の人に言われたりもするんだけれど。

僕は旅人である前に
一つのお店の店主でもある。

1年半もの間を任せている仲間達の事を考えると
仲間達に何かしてあげられる時間があるのであれば
僕はその出来る時出来る限りの事
つくしたいと思うからだ。

日本一周を終えて旅の終わりを迎えるのであれば
帰らない選択肢を選べたのだろうけれど、
日本を終えてからは海外に行ってしまうのだ。

出来る時にする。

いわばそれをするチャンス。

チャンスは
永遠ではなく有限なのだ。

「あの時、あぁしていたらなぁ…。」
そんなよく耳にする言葉がいい例の一つだ。

僕の本来の予定であれば、
この季節に神戸へ到着していた予定期間が
もう1年間も伸びてしまっているのだ。

そんな思いもあって僕は神戸に帰る事にした。

函館から20時間船に揺られ
京都府舞鶴へ。
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たまたま出張で舞鶴の近くへ来ていた
友達の車に乗り込み神戸へと上陸した。

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懐かしい街並み。
(と言っても半年振り)

突き当たりに見えるビルの中に僕のお店がある。

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神戸三ノ宮 東門通り沿い。
(兵庫県神戸市中央区下山手通1-5-4)
コンベックス スクエアビル3階

『Happy’s House』
IMG_6749スクリーンショット 2016-01-10 23.44.39IMG_6750IMG_6752

僕が神戸にいない間、
お店を任せている相棒。

いつもありがとう。

4代目店長 ジャスティン。

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アメリカのアラスカ州出身のJustin(31才)
彼は日本に住み始めてから8年。
ほとんどの日本語を理解し、
そしてバリバリの関西弁だ。

このお店には沢山の外国人客が訪れる。
その為、英語と日本語を話せる人が理想なのだ。

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スナックの居抜き物件でカラオケもあり、
そこまで広々とした空間ではないが
この狭さがまたみんなの距離を縮め
自然と店内のお客さんみんなが一つになれる。

僕もこのお店に初めて来た時はお客さんだった。

日本人も外国人もごちゃ混ぜで
笑って騒いで楽しめるこの場所に
当時の僕は衝撃を受けた。

中学校で英語の授業が始まった時に、
将来英語なんて絶対に使わないだろうと思い
一つも勉強をしてこなかった。

6年前からこのお店に関わる様になって
徐々に英語を学んできた。

けれども、
少しのコミュニケーションをとれたとしても、
まだまだ深行った話が出来るレベルではない。

何が飲みたいですか?
今日は何してた?
僕はこれがしたいです。
とか。

そんな会話レベルだけれども、
なんとかお店を続けてやってこられた。

それもこれも僕だけの力でなく、
周りで支えてくれていたみんなのお陰様。

その仲間の為に。
僕は北海道での仕事が始まるまでの一ヶ月半、
このお店で寝泊まりし、
愛するこのお店での店舗生活が始まったのだった。

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次回、
Back to kobe.②
〜旅で出会った数々の仲間達の訪問〜

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