「浪漫村 Nijinos 〜番外編〜」&「今期の旅の果ては突然に。」(521〜523日目)

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『 浪漫村 Nijinos 〜番外編〜』スクリーンショット 2015-10-21 2.27.47

ある日のこと。

この村に毎年訪れていて、
今年も既に一ヶ月ほどこの村に滞在している
常連客のトッポに、
「ここら辺でデカ盛りが安くで食べられるお店がある」
と誘われて晩御飯にそこへ行くことになった。

( 写真 / 新十津川コメゾウ&トッポ )
DSC_0002彼は、頭の色が激しいのが特徴。

この村に毎年訪れると、
髪の色をいろんな色にするらしく
毎年恒例行事なんだと言っていた。

どこでこんな色にするのかと聞けば、
この村と縁が深いヘアーサロンで
施してもらったそうだ。

僕もその美容室に何度か遊びに行って
お世話になることがあった。

滝川駅周辺
『Hair Drassing Sin』

DSC_0007DSC_0008

美容室だとは思えないほど開放的な空間。

ここを営むシン君には、
僕のドレッドの絡みなどを取ってくれる
メンテナンスを丁寧に施してもらった。

この髪型を手入れ出来る人は少なく、
とても助かった。

あれからとても髪の調子が良いです。
シン君ありがとう!!

とてもおしゃれでセンス良いお店でした。

青森で共に6日間行動したノムの名前が
美容室の店内に書いてあったのには驚いた。
DSC_0010自分も自由に書いて良いと勧められたので、
お構いなく柱にどどんと大きく書かせてもらった。
IMG_6528

こうして日々宣言し、
後戻りができない状況を作ってゆく。

書いた文字を目の前にして自分に問う。
「初めて思い描いた瞬間の気持ちを忘れてはいないか?」

緩んだ靴紐を締め直すかの様に、
腹を括り直した。

他にも、
足跡として今も残っているものは港の提案で、
Nijinos村に併設されたスープカレー屋の奥芝商店さんにも
来年の春までフォトギャラリーを展示させてもらっている。

奥芝商店 〒073-1106、北海道樺戸郡新十津川町字総進217−21)
IMG_6531

いつもは一枚1円からの交渉で売っていますが、
1枚300円で好評販売中!

 

さて、話はデカ盛りに。

昼ごはんを抜いてもう腹ペコになった夜。

新十津川町から近い隣町の滝川市にある
『喫茶 マリン』
IMG_6488 IMG_6489

中へ入ると普通の喫茶店に見えるが、
ここが噂のデカ盛りが出されるお店。

カツ丼を選んだ。

他のメニューには天ぷら丼や親子丼、カレー、
スパゲッティーなどなど。
様々なメニューがデカ盛りにすることが出来るらしい。

時間がかかるのかな…
と思いきや。

結構スムーズな速さで出されてきた、
とんでもない大きさのカツ丼。
IMG_6490IMG_6491なんというデカさ!!

自分の割と大きな顔よりも、
遥かに大きく重い…。

ご飯だけで3号以上あるものだった。

昼飯も抜いてまでして腹を減らして
これに挑みに来たんだ。

いざ。挑戦!!
スクリーンショット 2015-10-25 9.10.50
カツ、卵、玉ねぎ、エリンギの輪切りに
ダシがよく染み込んだもので
味は一般的な物よりアクセントがあって美味しい。

想像以上の大きさに悪戦苦闘。

ダシが染み込んだご飯が
べちょべちょになって時間が経つに連れて
味がとても雑に感じて来始める。

20分後…。

…あ、あっかーん!

スクリーンショット 2015-10-25 9.12.24

参りました。

具は全て平らげたものの、
ご飯を半分ほど残してしまった。

普段どんなご飯でも完食してきたので、
少しは自信があったけれど無念のリタイア。

食後2時間は
お腹が張り詰めて痛くて、
苦しくて仕方がなかった。

2時間以上が経ってようやく、
『お腹いっぱいの状態』になったデカ盛り。

村に初めて来た人は、
ここ喫茶マリンへ案内されて
デカ盛りの洗礼を受けるそうだ。

このお店は米農家を営んでいるので、
こうした米のデカ盛りが実現しているらしい。

もしデカ盛り食べられたとしても、
あれ以上の満腹感と腹痛を伴うのであれば、
達成感もお得感も何もありゃしないじゃあないか。

食べられないと勿体無いし、
これからは適量で美味しく食べきれる物を
食べて行きたいと思ったのでした。


10月10日(521日目)

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今日は朝から村を出て、
苫小牧近くの厚真町で開催される野外フェス
NOMAD CANPに参加するため車に揺られていた。

NOMAD CANPとは。
12043131_980393621984125_3376839226182345425_n12036393_979093282114159_3784689973188856850_n

以前、苫小牧でお世話になった「Bar Old」が
主催しているイベント。

先日苫小牧を通った時にも
このチラシをもらって誘われていたのだ。

一泊二日の北海道野外フェス。
二日間参加費1000円とテント一張り2500円。

DSC_0040

会場の野営場は池のほとりにあり、
大自然を感じられる心地良い場所に設置されてあった。

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DSC_0043DSC_0050

主にLiveを中心に、
会場は盛り上がりを見せていた。

港が僕に絵を書いてくれると言って、
一枚の絵を描いてもらう事になった。

ステージの横にあるライブペイントスペースで、
半日ほどかけて作成してくれた。

その横には、
なんとNijinos一代目の龍行くんが描いていた。

(写真 / 左、一代目村長 龍行。右、二代目村長 港。)
DSC_0030DSC_0053港はステンシルアートと云われる手法を使っていた。

綺麗に形どって器用にくり抜いた厚紙を使う
スプレーアートの手法の一つ。
DSC_0055港は僕の名前の苗字から、
『鶴』をテーマにカッコイイ絵を描いて
仕上げてくれた。
DSC_0041この作品を使って、
来年の春までにリアカーを改造しようと計画中だ。

港、感謝してます。ありがとう!

音楽は夜8時過ぎまで鳴り響いていた。
DSC_0052

冷え込む夜には、
大きなキャンプファイヤーの火が灯された。

IMG_6544

大きな火を囲でいると、
楽器を持った人達が集まり自由に音楽をかき鳴らし始め
夜の宴を盛り上げてくれる。
IMG_6549IMG_6548

会場の露店には、Pizza、Bar、ガパオライス、
雑貨屋、養鶏所の卵料理屋さんなど
様々な露店が出されていた。

会場のBarでは、
苫小牧のBar Oldで出会った店員の子にも再開し、
「来たよ!」と挨拶をすると、
とてもいい表情で迎えてくれた。

久々に再開し、喜びの乾杯を交わした。
DSC_0058
北海道の夜は10度を下回る気温で、
キャンプするには寝袋に入っても少し寒い季節だった。


10月11日(522日目)

翌朝。

港が前日に仲が良くなった人のテントへ向かった。

DSC_0067DSC_0063

廃材を敷き詰めただけの床に座布団を敷き、
缶のバケツで枝を燃やして火を起こして暖をとる。

原始的だが、とてもおしゃれな空間。

朝は冷え込んでいたけれど、
ここの店主は裸足で歩いていた。
DSC_0061

そこで朝食に鹿肉丼を頂いた。

去年から北海道で良く口にするようになった鹿肉。
鹿の肉はしっかりした赤身が特徴で
ジャーキーの様な食感がジューシーで美味しい。

朝8時頃。
一発目のLiveアーティストはパンクロック。
一日の始まりに会場では激しい音楽からスタートした。

パンチの効いた目覚ましで2日目のLiveが始まったが
今日は午後にかけて天候が荒れるらしい。

港も、
村の動物などの世話があるので、
午前中に会場を出てNijinosへと帰ったのだった。


『〜 今期の旅の果て 〜』

10月12日(523日目)

ゆらゆらと揺れる車内の中。

北海道の開けた視界の平野を突き進む。

軽トラックに乗ってニセコを目指していた。

IMG_6555

荷台には自転車とリアカーを載せている。

港が余市の知り合いの農家さんを訪ねて行くついでに
ニセコまで送り届けてもらえる事になったのだ。

IMG_6554

よくよく考えると、
2週間も前から僕の今期の旅は
静かに終わりを迎えていたみたいだ。

札幌を出て池田さんに出会い、
トラックでNijinosへ向かったあの時から。

あの日から、
自転車旅は来年春まで
お預けになってしまっていたのだ。

春に神戸を出てきてからの、この4ヶ月間。

今までよりも遥かに
沢山の人達に出会い、沢山の事を経験し、
これまで以上に旅の質が向上した。

今年6月、
神戸から2万5千円だけ握りしめて旅立ち、

旅をしながら資金を稼ぎ続けて北海道へ目指す。
”数ヶ月間に渡る金なし路上販売生活”

その難関を越える事がやっと出来たのだ。

僕の人生においてこの4ヶ月間は
とても身になる経験をさせてもらったと感じている。

今までのどんな旅よりも長く濃厚で、
沢山の事を考え、悩み、向き合い、学び、
笑って泣いて怒って楽しんで突き進んでここまできました。

これから先の道を歩む歩き方を、
ようやく一点の雲の隙間から漏れた光を
見た様な気がします。

それもこれも。

出会ってきた一人一人の御陰様で。

思い返せば、
思い返すだけで丸一週間が経過しそうなほど、
沢山の人達の顔が頭に浮かんで来ます。

スクリーンショット 2015-10-30 12.01.26

写真もこれだけでは収まりきらないほど、
沢山の方と道端で出会ってきた。

今一度。

みなさん。

本当に、有難うございました。

今期の目標だった、

北海道ニセコに到達!!

DSC_0034

これからお世話になる宿は、
ニセコ・グランドヒラフスキー場近くにある
「まんぷく亭」

IMG_6561

わざわざここまで送ってくれた
Nijinosの港も有難う。

到着した初日は、港もニセコに一泊。

先シーズン仲が良くなった友達たちが
わざわざ駆けつけて来てくれて、
ニセコ町の馴染みの居酒屋に集まって酒を飲んだ。

みんな、相変わらず元気そうだ。

IMG_6569

これにて、
日本一周 〜本州北上編〜 『


残るは北海道一周

本州太平洋側南下のみ!!

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自転車旅は来年の春まで再開できませんが、
これからも色々とアクションを起こそうと考えています。

最近では養蜂場の手伝いや、
ペンキ塗り、土木関係の仕事など職種も幅広く
仕事を頂いて生活しています。

(養蜂場)
IMG_6627
IMG_6631IMG_6630

(ペンキ塗り)
IMG_6650IMG_6654

ここ半年以内に出会った方は
ご存知ないかと思いますが、

去年の12月〜今年5月までの期間、
僕はニセコスキー場周辺に出稼ぎに来ていて、
その半年近い期間に沢山の仲間がここで出来ました。

今はその仲間達のおかげで
こうして仕事を見つける事が出来て居ます。

10月末の北海道ニセコでは、
もうすでに頻繁に雪が降っている。

朝方に冷え込む日なら、
屋根や地面にうっすらと雪が積もっている事も…。
IMG_6575IMG_6639

今後の作戦としては、
今年の冬季の仕事は12月19日からなので、
雪が積もり始めると土木などの現場仕事が少なくなる。

なので、
ニセコで暇を持て余す位ならば
11月の上旬に北海道を出て、
神戸へ移動し一ヶ月滞在しようと計画中。

神戸でも何か面白い事が出来たらと考えているので
今後の動きにも乞うご期待。


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同年代の若者が目指す自給自足の村。『浪漫村 Nijinos​ 〜後編〜』(512〜520日目)

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10月1日(512日目)

北海道 新十津川町 浪漫村 Nijinos。

スクリーンショット 2015-10-20 18.55.37

今日から少しのあいだこの村に
滞在させてもらう予定だ。

これからの2日間は、
台風が接近し天候が荒れるらしい。

昨日はこの村に到着してすぐに日が暮れたので、
じっくりと見れなかった村の敷地内を散歩して歩いてみた。

昨晩、焚き火をしたブランコがある小屋へ。
IMG_6450アーティスティックな絵で飾られた入り口。

中へ入っても、
様々な絵が無造作に飾られてあった。
DSC_0003DSC_0004

この村にはミュージシャンや、
様々なアーティストなども
口コミによって数多く立ち寄る。

この小屋から見える景色は遠くの山の稜線を
なでらかに見渡すことが出来て、
稲の平野が目線の高さに数十kmと続いている。

視界が開けていてとても気持ちのいい場所。

DSC_0006

しっかりとした重たい木材の椅子は
安定感があり、ゆっくりと動く。

そこに座って
山までの平野を目でなぞる。
自然と静かな気持ちにさせてくれる。

屋根にも登れる様になっていて
これぞまさに”大人の秘密基地”。
少年時代に夢見た基地を
大人になってから作ってみた様な空間だ。

ブランコの小屋を出て、
もう少し村の奥へと歩いて進むと、
小屋がもう一つ見えた。

近づいて見てみると
そこは馬小屋になっていた。

中には馬の姿は見当たらず、
猫が代わりに藁の上で眠っていた。

背伸びして近寄ってきた猫と
じゃれ合ってから馬を探しに向かってみる。

DSC_0016

敷地の一番奥に未舗装の路地があり、
およそ車一台が通れる道を30m歩くと、
拓けた空き地に馬が放牧されていた。

(馬のポンチョ 雄 4才)

DSC_0020

馬は実際に目の前にすると
とても大きい。

足の太ももだけでも、
自分の頭が2つも3つも治ってしまいそうな太さだ。

筋肉が大きい分、やはり力も強い。

凶暴ではないと解っていても、
威圧的な大きさには少し恐怖を覚える。

恐る恐る近寄って、
鼻の頭辺りを撫でてみる。

ポンチョは大きな鼻をおなかに押し付けて、
服や腕を甘噛みし、引っ張ってきた。

口が大きいからか、力が強くさえ感じる。

馬と初めて触れ合ったので、
それがどんな感情を示すものなのかが分からなかった。

”凶暴ではない”とさっき書いたが、
馬についてはまだ何も聞かされていなかった。

触れ合う気は満々で近寄ったが、
馬についての接し方は
今度ミナト君に聞いてみることとして、
村の住居辺りへと引き返した。

せっかくなので、
村に併設されてあるスープカレー屋に
ご飯を食べに向かってみることに。

「奥芝商店 新十津川 豊保景峡店」DSC_0024IMG_6448

海老と鳥のベースから選べる2種類スープ。
今回は名物の海老スープを選んで注文。

IMG_6449

鳥と野菜の海老スープカレー。

辛さも自分で0〜12段階まで選べて、
具材のトッピングも数十種類ある。

海老の味が濃厚で、
よく煮込まれたキャベツや、
新鮮な北海道の野菜の味が引き立つ様に
野菜の素材に寄って煮込んだり、
素揚げにしたりしている手の込んだ一品。

とても美味しかったので、
またチキンのスープも食べに来たいと思う。

スープカレーを堪能して外へ出ると、
ちょうどミナトがトッポとシュウヤを車に乗せて
村を出るところだった。

「お、よしあきおはよう!
これから友達のイスラエル人の所に行くんだけど、
一緒に行く?」

もちろん行く行く!

車に乗り込んで、
イスラエル人が経営するお店へと向かった。

そこは港の奥さんが
アルバイトしている場所でもあるらしい。

IMG_6454

イスラエル人のアビは、
4ヶ月前にこのお店をオープンしたそうだ。

外見は一軒家で、
内装も飾り付けで工夫し、
アットホームな空間になっていた。
IMG_6452IMG_6453そのお店で
美味しいコーヒーでも飲みながら
みんなでリラックス。

お店も台風が接近しているので
お客さんは見当たらなかった。

その帰りに港が持つ畑へと寄った。

一枚の田んぼには、(100m×50m)
8割ほどの大半に蕎麦の実が植えられていたらしく、
苗を刈り取って集められ天日干しにされてあった。
IMG_6461

畑の隅にあるハウスの中には、
ピーマン、大豆、トマト、ナスなどが植えてある

DSC_0023

根野菜には人参と紫色の人参の2種類が育てられている。

今夜辺りに天気は、
台風の暴風域に入るので畑の様子を見にきたそうだ。

農作物は天候に左右され易い。

自然と隣り合わせで共存し、
自然と向き合い、自然と生きる。

本来、
私たちの祖先はこうして自然の中で生活し、
自然の恵みに感謝し生きてきた。

人々の原点である生活スタイルには、
現代の人々が忘れてしまった”沢山の何か”が
隠されてある様に思う。

俺が、私が、アイツが。
一番に、上に、あの人よりも、
誰よりも…。

そんなことは
この村では全くの無関係で。

謙虚に、
何事に対しても尊敬し、
理解を示す姿勢。

和の心がそこにはあった。

村へ帰って
3つ並んだロッジの真ん中。
みんなが集まるリビングである龍の巣へと帰ってきた。
IMG_6444

名前の由来は、
1代目村長のリュウゴの名前から来ているのだろう。

一代目村長リュウゴも、
港と同じく27歳。

この村を引き継いでから初代村長も
自転車で日本一周の旅に出て、
最近それを達成し北海道に帰ってきた。

夕食は
港の奥さんのユイちゃんが作ってくれて
7人みんなで囲んで頂いた。

基本的に決まった金額は
払わなくていい様になっているが、
ガスも水道も食料費もタダではない。

なので、
寄付金箱が設置されており、
みんなの気持ちので
カンパできる仕組みになってあった。

その費用でみんなの日々の食材を賄われる。

DSC_0069

僕は池田さんに頂いた1万円を、
彼らと半分づつにする事にした。

港は、
「それは額が大きすぎるよ。
いいってそんなに。」と断ってきたが、
ここに来なければ池田さんに出会って
これをもらう事もなかった。

だから、半分づつで良いじゃん。
そう言って渡すと、
ようやく快く受け取ってくれた。

夜になるにつれて風と雨が強まり始めた。

今夜は奥の建物に移動することを辞めて
このリビングで寝ることを勧められたので、
そうさせてもらうことにした。


10月2日(513日目)

龍の巣の入り口付近。

DSC_0031DSC_0034DSC_0036

部屋の中にも綺麗に描かれた絵を飾り、
旅人がヒッチハイクに使用した
段ボールのメッセージパネルなどが飾られてある。

この日の天候は
予報通り台風で暴風域に入っていた。

外で吹き荒れる強い風の音に建物に
打ち付ける雨が鳴り響いていた。

一日中その家から出られずに過ごしていた。

パソコンを触ったり、
気分転換に本を読んでみたり。

それぞれにやりたいことをやって、
ゆったりと過ごした一日だった。
IMG_6458

部屋には色々と楽器があり、
ギター、ウクレレ、エレキ、ベース、
シンセサイザー、カホン、ジャンベ、ディジュリドゥ
アサラト、ピアニカ、トランペット…

数多くの楽器が揃えられているので、
音楽好きにはたまらない空間だ。

みんなそれぞれに楽器を手に取り、
吹奏楽部の練習かの様に各々で練習に励む。

村の夜には
いつも音楽が鳴り響いていた。


DSC_0026

10月3〜9日(514〜520日目)

 この村では、
寝床とご飯を世話して頂いている代わりに、
村の作業などを手伝うのが基本。

一番綺麗なロッジは、
ゲストハウスの様なコテージになってあり、
仕事をしたくなくゆっくりしたい人は
宿泊料を払って過ごす事も出来る様になっている。

手伝う村での作業は
その時期によって様々だ。

台風翌日は、
台風の被害があった建物の修理や片付け。
IMG_6459

強風で倒れた倒木を切って
薪に使うために干す作業。
IMG_6512

馬の散歩、調教。
スクリーンショット 2015-10-21 2.25.36

いよいよ訪れる冬に向けての薪割り。IMG_6483農作業では、
人参や大豆などの収穫。
IMG_6539IMG_6540
蕎麦の実の収穫と脱穀。
IMG_6504IMG_6460

蕎麦の脱穀の作業はとても手がかかる。

まず、畑で干しておいた苗を
地面にシートなどを敷いて叩きつけて
実を振り落とす。

実を振り落としても、
枯れた葉や枝などのゴミがまだ混じっている。
IMG_6462それらを次の工程で昔ながらの
唐箕 (とうみ)と言われる、
風を起して軽いゴミなどを飛ばす事ができる農具で、
蕎麦の実を仕分ける。
IMG_6508IMG_6514

軽いゴミを飛ばすと残るは、
取りこぼしたゴミや重たい小石か土だけになる。

さらに小石や泥を落とす機会にかけて、
最後に水で軽く洗って天日干し。
IMG_6513

これでようやく蕎麦の実を挽いて、
蕎麦粉を作ることが出来る。

さらに蕎麦の麺を作るのは、
それからの段階なのだ。

普段お店で注文して食べている蕎麦は、
こうした何段階にも渡る細かい作業を経て
ようやく食べることが出来る。

そもそも。
昔の人はどうしてこれが
食べられるとわかったんだろうか。

一粒、二粒そのまま食べて見たが、
味も香りも何も感じられない。

どうして昔の人は
これをたくさん集めて粉にして
麺の生地を練り上げてから細く切って食べたら、
”これは美味しい”とわかったのだろうか…?

そんな話しをみんなで話し合ったりして、
自分達なりに自然とそれについて向き合い考える。

冗談言ってふざけたりもしながら、
村での作業の場には笑顔が絶えなかった。

『無理なく楽しく出来る方がいい。』と
いつしか、港が言っていた。

農作物を売るわけでもなく、
自分達で育て、自分達で食べる。

期限も規則も納品も配送も。
何もない。

もし、やらなければ食べられない。

ただ、それだけのこと。

それが『自給自足』の魅力と言えるだろう。

ノルマとなるのは自分にとって必要な事だけ。

必要な事だけを必要な時にする。
それだけで、
必要以上の幸福度を得るのかもしれない。

お金は無いけれど、心が豊かになる。

確立された未来の保証なんて無いけれど、
同じ志を持った仲間達が保証してくれる。

だから、なんとかなる。

彼らの生き様が、
そう物語っているかの様に映った。

IMG_6507

札幌から北におよそ80km。

道央の平野にあるこの村から見える星空は、
天の川がはっきりと目で確認できるほどに
無数に広がっていた。

DSC_0045

下の写真は心霊写真ではなく、
シャッターを30秒開いたままで撮影し、
後から走って映像に映り込んだ為に
影が半透明に写っている。

DSC_0054

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次回予告
『今期の旅の終わりは突然に…?!』
『浪漫村Nijinos〜番外編〜』

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同年代の若者が目指す、自給自足の村。『浪漫村 Nijinos 〜前編〜』(9月30日 / 511日目)

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9月30日(511日目)

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札幌の街の喧騒を駆け抜け、
北海道の大地が広がる道央を突き進み北上を続けた。

札幌からおよそ80kmの距離にある新十津川町。

その町には同年代の若い人達が集まり、
””自給自足を目指した村づくり”を実践している
Nijinos村といわれる村があるそうだ。

いつか
自分も夢た事がある
「自給自足の生活。」

一体どんな所なのだろう。
どんな事をして生活するのだろうか。

一度は体験してみたく思い、
札幌から村への移動中に
あれこれ想像を膨らませていた。

昼を過ぎた頃。
国道沿いに見つけた公園で
昼食を摂ることにした。
IMG_6415

冷たい風が吹き付ける天候で、
長袖のTシャツだけでは寒い。

ナイロン製の上着を羽織って
頭もフードで覆う。

ズボンは履かずに半ズボンのままだった。

体を縮こまらせながら
弁当のおにぎりをほうばっていた。

「お〜い、君!」

振り向くと作業着を着たおじさんが
公園の外に立っていた。

はい、こんにちわ。

「こんにちわ。寒くないのかね?」

えぇ、まぁこの位大丈夫ですよ!

「そうかい?いや、今日の風は寒いだろう。
良かったら、ウチの事務所の中で
ゆっくり食べなさい。」

そう言って
公園の近くにあった茶色い事務所を
指差した。

IMG_6414

おじさんはそう言い残して、
すぐに事務所の方へとポケットに手を突っ込んで
歩いて行った。

公園のベンチに広げていた
おにぎりとおかず、納豆、リンゴなどをかき集めて
抱えながら事務所へと歩いて向かった。

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IMG_6419

中へと招かれ、
入り口に入ってすぐにあったテーブルを
使ったらいいと席に座らせてくれた。

質素なご飯を机に広げて
食べながら会話を続けた。 IMG_6417「へぇ、君は神戸から1年5ヶ月かけて日本を周って
ここまで来たんだね。大したもんだ。

私はつい昨日まで
仕事の出張で小樽に4ヶ月ほど行っていたんだ。
いつも忙しくて各地を飛び回っている。
だからこの会社には殆ど居ないんだけどもね。
今日久しぶりに帰って来たばかりでね。
これも何かの縁だ。
どうぞ、ゆっくりして行きなさい。」

そう言って名刺を頂くと、
池田さんはこの会社の社長さんらしかった。

池田さんは日々、
社長自ら率先して現場に立ち、
全国に展開している某有名ドラックストアの
建設に携わっている。

休む暇もあまりなく、
日々仕事に追われいるからか、
池田さんの話の大半は仕事のお話が多かった。

「私はこれまで仕事しかしてこなかったから、
君の様に生活できたらなぁ…。
とても、うらやましいよ。」

そうですね、
でもみなさんそうおっしゃりますが、
やはり自由な行動に見えても
先は約束された物なんて一切無いので、
それなりの悩みや考え事は伴いますね。

「ははは。
それはそうかもしれないね。

そうだ。
キミがまだ食べられるんだったらだけど、
十勝地方で有名な豚丼が食べられる店が近くにあるんだ。
そこへ行かないかい??」

ご飯を食べたばかりの誘いに、
少し戸惑ったが池田社長の顔を見ると、
何かに突き動かされた表情をしていた。

その気持ちにも答えたく思い、
是非ご飯に連れて行って頂く事にした。

会社から車で2分ほどの豚丼屋さんへ。

IMG_6421

十勝豚丼「いっぴん」

IMG_6422

十勝の豚丼は特徴があり、
吉野家や松屋、すき家などの
代表的なダシで煮込んだ豚丼ではない。

特製のタレに付けて
何度も炭火で焼き上げた物を
豪快にご飯の上に乗せたものらしい。

十勝豚丼。

IMG_6423

 しっかりとした分厚い豚が
所狭しと敷き詰められ、
特製のタレがご飯にも沢山染み込んである。

照り焼きに近い秘伝のタレが
また美味しい一品だった。

 豚丼を食べ終えると、
池田さんはレジに置いてあった家庭用の豚丼のタレも
ついでに購入して手に持たせてくれた。

店を出ると池田さんは
周りにあったスーパーなどを指差した。
「何か必要な物は無いかい?」

えぇ!はい、大丈夫です。

「気を使わなくていいんだよ。」

そんな事言われましても、
やっぱり気を使う物ですよ。

「ははは、本当にいいのに。」

そう言いながら車に乗り込んだ。

車の中で不意に池田さんが
「これ、何かあった時に使いなさい。」
と言い一万円札を渡そうと持っていた。

いえいえ、豚丼で充分ですよ池田さん。

「いや、いいんだ。持っておきなさい。
こんな気持ち久しぶりだよ。」

そう言って笑っていた。

事務所に帰って、
池田さんが座る社長席の横に座り
日に当る暖かい席でコーヒーを頂きながら
タバコを吸って肩を並べて一休憩。

池田さんは28歳頃から独立して起業し、
今の状態に至るそうだ。

それからは仕事に没頭し続けてきた。
家族で旅行に出かけた思い出を振り返ると

「息子の高校入学祝いに、
長崎のハウステンボスとディズニーランドへ
行ったくらいだなぁ」。と仰っていた。

この数十年間で、
どこかに出かけた記憶は2箇所だけだと。

そう思い返していたであろう池田さんは、
「今まで何をしていたんだろうかね。」
そう言って何かを悔やむかの様に笑った。

僕も昔は5年会社に勤めました。
やはり、その時はどこにも行けませんでしたね。
その当時は僕も旅行記などの本を見て楽しんだものです。

だからさっき言った様に、
僕が”今それが出来ている”のだとしたら
今度は僕がそれを伝え、
必要とする人に届けばと考えています。

それが
今まで沢山の人から受けてきた気持ちから、
僕の中で培われてきた気持ちだ。

時刻は昼の1時を回っていた。
新十津川まではあと60km。

再び出発する事にして席を立った。

「冷蔵庫の中にお茶やコーヒー、
ジュースもあるから持って行けるだけ持って行きなさい。
外にはもう手を付けていないトマトがあるから、
それも食べられそう物は全部持って行きなさい。」

そうして、
飲み物も沢山頂いた上に、
新鮮なプチトマトまでも持たせてくだっさった。
IMG_6424

何から何までお世話になったのだが、
池田さんが一番嬉しそうだった。

普段、
誰かにして頂いてばかりなので
なんだか申し訳ない気持ちにもなるが、
その反面。

こんな表情で日々、
周りの人達が気持ちよく接して頂ける事に対しては、
自分自身、誇りに思っている。

そうなるには、
まず自分を包み隠さず何でも相手に話す事だ。

そして、
それぞれに自分の中で信じている
誠の姿』であるべきだ。

もちろん、
感謝するべき立場であると云うのはわかっている。
こんな事があって普通だとも思っていない。
それを理解した上で感じること。

池田さんの会社を出る時に、
ふと思いついた。

自転車に跨りながら前方のサイドバックを探って
ある物を取り出した。

その束の中から選び出した一枚の写真。

これは、
この場所から一番遠い場所の写真です。
波照間島と云う日本最南端の海辺です。
お礼と言っては何ですが、よければ頂いてください。
お世話になりました。

そう言って
写真を手渡してから旅立った。

IMG_6426

池田さんにガソリンの燃料となる
”上質な気持ち”(ハイオク満タン)を頂き、
体はぽっかぽか。

会社を出てから2時間以上、
北海道の平野をひたすら北へ。
スクリーンショット 2015-10-16 10.54.49のコピー

札幌から旭川あたりまでの内陸は
全く起伏がない平野の地形なので、
とても走りやすい道だった。

30kmほど走った辺りだった。

ふと前を見ると見覚えのある顔が立っていた…

 あぁあー!!

 

池田さん!!

池田さんが道路から逸れた路地へ曲がれと
手を大きく振って誘導してくれた通りに道を曲がった。

「いやぁ、あれから気になって仕方なくてね。
ちょうど帰ってきたトラックが空だったんで、
なんだか思わず来てしまったよ。」

「こんな日もあっていいだろう?」
そう言って、
トラックの荷台を開けた。IMG_6428

また会えるとは思っても見ませんでした。
でも、こんな大きな荷物持ち上げられますか?

「それなら大丈夫。
ちゃんと荷台に上げるスロープを
2本持ってきているよ。」

ははは。
じゃあせっかくなのでお願いします!

 そうして、
目的地の村まで池田さんの車に乗せて
共に目指す事になった。

IMG_6429

「しかし、ビックリしたね。
これだけの時間でここまで進んでくるとは。
さすが、大したもんだよ。」

「いやぁ、本当になんだか
久々に”こんな気持ち”になったよ。」

池田さんにとって僕の姿が
いつか見ていた夢と重なるかのように
遠い目をして言い放った。

「ははは、こんな事もたまにはいいよね?」

何かを確認するかの様にまた訪ねた。

ええ。

もちろんです。

”時には枠を外れてみること”

池田さんはそれを感じたからこそ、
実践してているかの様に見えた。

IMG_6432「この道沿いに、道の駅があるからちょっと寄ってみるか。
普段は通り過ぎるだけだから、何があるか知らないんだけどね。
何があるのか覗いてみようか。」

池田さんも一緒になって冒険している。
そんな感覚に聞こえた。

IMG_6434

「これから向かう村には何人くらいいるのだろう?
みんなお酒飲むかな?」

そう言いながら、
地元の手打ちそば6人前とかまぼこ4本に
ワインも一本購入して、
「これ、お土産に。」と沢山持たせてくれようとする。

えぇ、池田さん!本当に気を使いますんで、、

そう言っても
「なんで?気なんて使わないでいいじゃない。」
と軽くあしらわれてしまうのだった。

IMG_6433

再びトラックに乗り込んで
新十津川を目指す。

おそらくあのまま自転車で来ていれば
辺りは暗くなっていただろう。

夕方5時頃。

村の付近までやってきた。

IMG_6437

あの道の先にその村はある。

まっすぐな道を登りきると
ようやく到着。

『ロマン村 Nijinos 』

DSC_0023

出迎えてくれたのは、
この村の2代目村長である港くんと
嫁さんのゆいちゃん。

二人共トラックに乗って突然現れたので
少し驚いていた様だった。

訳を簡単に説明すると、
快く受け入れてくれた。

DSC_0072

2人共、旅人に慣れているからか
気さくな雰囲気だったのが印象深い。

ここへは沢山の旅人が噂を聞きつけて訪れる様で、
以前青森で出会ったノムもその内の一人だ。

池田さんにお礼を告げて、
見えなくなるまで手を振ってトラックを見送った。

村には3件ほどの寝泊まり出来るロッジがあり、
その内の一つはゲストハウスとして
安くで貸し出ししているそうだ。

DSC_0025

他には敷地内に
スープカレー屋が併設されてある。
エビの出汁のスープが名物の有名店。
「奥芝商店」
DSC_0024北海道では人気らしく、
道内で8店舗ほど展開している有名店。

この奥芝商店とタッグを組んで互いに助け合い、
敷地などを使わせてもらっているのだそうだ。

この建物の他には、
大家さんが住む家が一軒。

そして沢山の動物も共存している。
IMG_6463 DSC_0030IMG_6447IMG_6487犬、猫、ニワトリ、馬。

基本的な住居人は奥さんと二人で、
その他は旅人であったり、近くに住む住民や、
同じく自給自足を目指し農業をする人、
噂を聞いて訪ねて来る人などなど。

村に出入りする人は
若い人に限らず、年齢層は幅広い。

3件並ぶロッジの真ん中に
リビングとなる部屋があり、
そこへと招かれた。

僕が行った時期には他に3人ほどが住んでいて、
夕食前にみんなその空間でくつろいでいた。

特に何かを質問される訳でもなく、
みんなリラックスしたままだった。

ドレッドヘアーの村長、港くんが
僕のドレットヘアーを見て
「髪、ドレットなんだね。
ちょっと見てメンテナンスしてあげるよ。」

そう言って、
部屋に入って早々に髪の毛が酷く縺れている場所を
ハサミなどで対処してくれて髪の調子を整えてくれた。

まるで、
前から友達だったかの様な自然な振る舞いに
とても親近感が湧いた。

何でも優しく包み込むような、
暖かい雰囲気がこの村には流れていて、
一人一人にその暖かさが灯される様な
不思議な空間だと感じた。

夕食には
池田さんが持たせてくれたお土産の蕎麦を
みんなで囲んで頂いた。

IMG_6440

食後、先客の若い二人に
「焚き火をしよう」と誘われたので、
外へ出て建物の裏手にある
前後が吹き抜けてブランコが吊るされてある小屋へ
向かって焚き火を始めた。

DSC_0022

目の前には米の田んぼが広がり、
数十km先に山の稜線が横に広がって見えている。

誘ってくれたのはトッポ(22)とシュンヤ(24)の二人。
彼らは数年前からの付き合いらしく、
沖縄のビーチロックヴィレッジで出会い
この村でも毎年顔を合わせている仲だそうだ。

何をするでもなく、
ただ火を眺めていた。

札幌の大都会から離れて一日…。

今夜は
こんな夜の大地の景色を目の前にして
焚き火をしている。

そう考えると、
なんだかワクワクせずには居られなかった。

スクリーンショット 2015-10-16 16.38.00

1時間ほどすると、
港くんが友達が来ているから酒でも飲もうと呼びに来て
閉店したスープカレー屋で宴会が始まった。

IMG_6443

その晩、
村に居る12人であれこれ酒を片手に
お互いの話をした。

後から訪ねてきた3人組の一人が
港くんに素朴な疑問を投げかけた。

「何でこの生活をしようと思ったの?」

「うーん、なんて言うかね。
僕は東北の震災があった頃からこの生活に対する思想が
変わり始めたのかもしれないね。」

そう言って口を開いた。

「東京生まれ、東京育ちだった僕は
震災があった当初、まだ東京に居たんだ。
それで震災が起こって日本が大惨事だった翌日に、
東京のみんなは、必死に仕事をしようとしていたんだ。」

「それを見て、なんだか変だ。って思ったんだよ。
日本が大変な事になっているのに、
それ以上に守らなければならないものってなんだよ…ってね。」

「それからだったな。
経済についてや、農業について、
色々な事に目を向けて学ぼうと思い始めたのは。」

この村は去年、
港くんが引き継ぐまでは
農業などは一切行っていなかったそうだ。

港くんが引き継いだ今では農業を一から挑戦し、
近隣の農家さんのアドバイスや、本などで独学し
様々な方法で勉強に励みながら実践を続けている。

この村は日々一歩づつ
自給自足を目指した村造りをしている真っ最中だ。

この村に少し滞在してから、
冬季働く予定のニセコへ向かうことにしよう。


次回。
『浪漫村 Nijinos 〜後編〜』


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北九州からのスパイ。札幌を去るまでの記憶。(509〜510日目)


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9月28日(509日目)

北海道札幌市。

すすきのから近い、豊平川の河川敷。
それが札幌に滞在しているあいだ
寝床と決めた場所だ。 IMG_6340いつも橋の下にある階段に
マットを敷いてその上に寝袋だけで寝る。

気温はまだ10度以上あるので
まだ寒くてたまらないほどでは無い。

昨日は色々と札幌の夜の街を楽しみ
まだ二日酔いが残っていたので、
昼ごろまで寝ていた。

今日もある人と飲む約束が入っている。

それは、まだ僕が会った事が無い人

一週間ほど前に、
以前からちょくちょく電話をくれる北九州の
新井さんから連絡が入った。

ウチのお客さんでキミに会いたいって言っている人が居て、
どうやらそいつがキミに会いに北海道へ行くと言っているんだ。
一週間後ならどのあたりにいる予定だい?」

おぉ、それは光栄な事です。
おそらく一週間後なら札幌に居ます。

「そうかい。じゃあ悪いけれど、
そいつに会ってやってはくれないか?
もちろん飯をご馳走する様にも言っておくし、
お土産もちゃんと持たせるからさ。」

いえいえ、そんな。
物は求めていないのでお気遣いは要らないと、
来てくれるだけで嬉しいです。
とお伝えください。

「わかった、じゃあそう伝えておくよ。」

事の発端は
そんなやりとりからだった。

どんな人が会いに来るんだろうか…。

その方は、
北九州から札幌に一泊で来て、
夜ご飯を僕と一緒に食べて翌朝帰るらしい。

僕に会う為だけに来るだなんて。。

この不思議な縁を物語るかの様に
雨上がりの水溜まりが、
空と地面の境目をなくし
また空へと繋がり広がっていた。

IMG_6349

昼ご飯をゆっくりと作って食べていると
新井さんからメールが入った。スクリーンショット 2015-10-08 18.36.49

携帯が通信障害??
どうゆう事だろう。

なんだかよくわからないが、
僕たちが出会えるように誘導してくれるらしい。

夕方頃に落ち合うので、
それまで橋の下でゆっくりと過ごし
パソコンを触ったりしながら待ち合わせ時刻の夕方を待った。

やがて約束の時間が迫り、
新井さんから連絡が入ったので駅前へと向かった。

相変わらず本人からの連絡はなく、
新井さんが気を効かせて事細かに居場所を聞いてくれていた。

何通かメールをやりとりし、
電話も数回しながら南側のロータリーで待ち、
そこから見える建物を新井さんに伝えておいた。

僕の携帯番号は
ブログの連絡先にだって載せてあるし、
なんでいちいち新井さんを通すのだろう??

お互いの距離が近いのにもかかわらず、
九州に居る新井さんにわざわざ連絡するなんて。

ちょっと変わった人なんだろうか…?

僕は新井さんに何度も番号を教えて
本人から連絡する様にと言ってはみたんだけどなぁ…

そんな事を考え、
ちょっと不安に思い始めた時だった。

「こんにちわ。」

振り向くと、言葉を失って驚いた。

なんと、
新井さん本人だったのだ。

IMG_6351

あっちゃー、、やられた〜!

思わず両手を広げて出迎えた。

まさか本人だったとは…。
一旗上げられてしまいました。

手土産には、
九州で有名なインスタントラーメン
「うまかっちゃん」
全ての味を揃えた物を頂いた。
IMG_6386

そうして新井さんにまんまと騙された形で久々の再会を果たし、
札幌の街へと二人で繰り出した。

向かった場所は数日前にお世話になった
「しょうすけどん」

IMG_6288IMG_6359

久々の再会を記念して乾杯!

「今日は私の奢りですから、
どんどん食べてくださいよー!」

そう言って、
ジンギスカンやホルモンを七輪で焼きながら
積もる話を色々と語り合った。
IMG_6353IMG_6355

「あ、そうそうこれ。」

そう言って渡された一枚の封筒。

九州工業大学前で
立ち飲み屋を営む新井さんのお店に、
僕の旅を支援する募金箱が設置されてある。
CA3H0775

それをわざわざ届けに来てくださったのだ。

封筒の中身は見なかったが
おそらく一万円前後が入っているそうだ。

北九州の方々からのバトンが
こうしてまた北海道に居る僕の元に届く。

本当に有難い事だ。

北九州の皆様。
どうもありがとうございます!!
大切に使わせていただきます!

新井さんは
「まぁ、君の手に渡ったから使い道はなんでもいい。
夜のお姉ちゃんのお店にだって使ったっていい。
あ、その場合絶対書いちゃダメだよ」
などと、
相変わらずのいつもの調子で冗談を言い続け
その場を楽しませてくれた。

「おぉ!スタミナをつけるには、
これしか無いんじゃ無いかい?」

そう言って、
そのお店で一番高いヒレ肉の塊をも
注文して食べさせて頂いた。

IMG_6362

新井さんも今後、
世界一周の旅へ出る事を決めたそうだ。

「世界一周と言っても色々な定義があるけれど、
私の場合は行きたい国だけを周るだけで、
それを繋げるとたまたま世界一周になるってだけの話なんだ。」

「けれど、君にとってもそうだが、
やっぱり色々妬みや野次を言って来る人が居る。
飛行機で国を飛ばしたら一周になるの?とか
店をほったらかしてどうするんだ。
店に立て!仕事をしろよ、仕事を!とかさ。」

「こちはもう、仕事をする暇が無いくらい忙しいってのにさ。」

ははは、仕事をする暇が無いっていいですね。

「そうだよ全く。
仕事なんかしてられ無いくらい
やりたい事があるんだ。」

「だから私が言いたいのは要は、
誰がなんと言おうと周りの言う事なんかに流されず、
我々は自分の決めた道を信じて突き進もう。
それしかないと思うんだ。」

まったく、その通りですね。

そんな熱い話をしている時の事だった。

「素敵な話ですね。」

そう言って、
カウンターの横の席に居た女性が
話に入ってきた。

その事がきっかけで、
新井さんが僕の事を紹介してくださった。

荒井さん
「この彼はね、神戸から自転車で
日本一周して来ているんですよ。」

お姉さん
「あら、そうなの。
それであなた達は今日初めて知り合ったの…?」

いえ。
この方とは僕が沖縄の離島へ行った時に
知り合いました。

それから九州を北上した時に
たまたま新井さんのお店の近くに居たので
再び再会した事でもっと仲が良くなり、
今日は僕の為だけにわざわざ北九州から札幌まで
来てくれたんです。

お姉さん
「まぁ、それは素敵なお話ね。
よかったらカンパ、受け取ってくれるかしら?」

えぇ、そんな。
そのお気持ちだけで十分です。

「いいから、これ。はい。」

そう言って手に持っていたお札を見て驚いた。

一万円札

 二枚。

いやいやいやいや…!!!!!

幾ら何でもこれは額が大きすぎるでしょう!
一桁多く無いですか??
さすがにこれは気を使います…

お姉さん
「いいえ。私はこれでも少ないと思うわ。
だって私にはそれがやろうと思ったとしても出来ない
だから、私にとっては
その行動には億の価値があると私は思うわ。

だから、
それを成し得るあなたへの気持ち。
受け取ってもらえる?」

あ、はい、、、。
ほんっとうにいいんですか………?

「ええ。もちろん。
少ないけどもらって頂ける?」

いやぁ、、少なくは無いと思いますが…笑

そうして素直にその気持ちは受け取る事にした。

その行動はとても価値があること。

そう言って下さった言葉が
心底僕の心を動かせた。

日々、出会う各地の数々の人は

励まし、応援、感動、感謝、僻み、妬み、嫉妬。

様々な受け取り方で
自分の感情を見せてくれる人たちの反応はとても新鮮で、
自分にとって”新たな何か”を気付かせてくれる。

新井さんだって、
飛行機代だけで往復おそらく5万円以上も掛けて
北九州からはるばるこの一晩だけの為に来ているのだろう。

”お金の額ではない”

その根底にある

”気持ち”

それが感じられる事に一番価値があり、
この人生での築いた(気付いた)
本当の意味での財産だと思う。

どういう心持ちで
これからの日々を自分があるべきかは、
日々目の当たりにする光景から
言わずと知れる。

僕はお金はもっていないけれど、
人が持っていない物をたくさん持っているはずだ。
その恩に価する行動をこれからしてゆく。
それが何よりの恩返しであると思う。

この気持ちを文字にして伝える事であったり、
各地で語り継ぎ、行動し、さらにそれを連鎖させる。
そうして自分に出来る限りの事を尽くす事が
最も優先すべき事だと近頃つくづく感じる。

それからは、
カウンターで3人方を並べて
酒を片手に語りあった。

お姉さんの名前はクミさん。

IMG_6363

夕方6時頃から飲み始め、
気がつけばもう9時頃だった。

楽しい時間はあっという間に過ぎてゆく。

IMG_6365

くみさんの提案で、
近くに珍しい寿司を出すお店があるらしく、
「そこへご馳走するので行きましょう。」
と、お誘いを頂いた。

僕ら男性陣は、
「いや、そんな事…気を使いますって、、」
とかなんとか言って恐縮していると。

くみさんは女気を見せつけるかの様に
「行きたい?行きたくない??
どっち!!」
と強く言った。

あ、はい!行きたいです!

「よし!じゃあ決まり。そこへ行きましょう!」

そう言って、
僕達かよわい男子二人をお寿司へと招いてくれた。

IMG_6380

その事についてもクミさんは、
『私はこんな気持ちにさせてもらって
逆にあなたに感謝しているし、
応援させてもらえる事自体、私が嬉しいことなの。』

そう言って、
寛大な心の内にある声を聞かせてくれた。

この素晴らしい感性は見習いたいものだ。

お鮨屋へ入り、
いくつかクミさんのお勧めの寿司と
日本酒を頂きながら
美味しいお寿司をたべさせてもらった。

IMG_6369IMG_6372IMG_6373どれもこれも…

 絶品!!

トロは二枚で、
上に乗ったトロが軽く炙られ
口の中で香ばしさと生のネタが絡む感触が
口の中で新しい食感を生み出す。

軍艦もノリを使わず、
少量のご飯の上に多くの具を乗せ、
素材の味を出来るだけ味わえる様になっている。

見た目も一般的な寿司より
変わっていて、
クミさん自身はこれを
「デザイン寿司」と言っていた。

IMG_6367IMG_6368

カウンター6席ほどで、
座れば後ろの壁が背中に付くほど
店内はとても狭い空間だが、
これがまたこぢんまりとして
いい雰囲気を醸し出す。

値段も高過ぎずお手頃な価格。

「じょうれんや」

IMG_6378

このお店は
今年の春にオープンしたばかりらしく、
店内はとても綺麗でいい空間。

店を出る頃には、
時計の針は丁度0時を指していた。

新井さんは翌日の午前中に福岡へ帰って
そのまま仕事の会議が待っているらしく、
その場で新井さんと別れる事になった。

「いやぁ、
色々と話したい事は山々だったけど、
実際会うと何から話していいのかわからんもんだね。

まだまだ沢山話したかったが、
明日の仕事はどうしても外せないので
ここで帰る事にするよ。

まぁいずれにせよ、
また何処かで、
必ず。
スパイの様に目の前に突然現れます
。」

そう言って笑い、ホテルへと帰って行った。

新井さん。
まさか遠く離れた北海道で
あなたに再開するとは思いもよらぬ出来事で、
とても感動いたしました。

また、何処かで酒を飲む日が来るのを
心待ちにしております!

クミさんは
寿司屋からすぐ近くのBarにも
行ってみましょうと誘って下さって
次のお店へと向かった。

「Micci’s(ミッチーズ)」

IMG_6384

スクリーンショット 2015-10-09 22.00.47
しょうすけどんやほっこり酒場などのお店は、
ココから150m圏内で近所にあり
この界隈の店の人達の話は
どの店の人の名前を挙げても通じるようだ。

クミさんはビールを一杯飲むと、
眠たくなってきたのでと言って
タクシーを呼んで帰ってしまった。

お代は僕が次に飲む分までをも
気を利かせて支払って頂いていた。

クミさん、
何から何までこの日はお世話になりました。
新井さんも忘れられない一夜になったと
後日頂いた連絡で喜んで居られました。
どうもありがとうございました!

クミさんが帰ってから、
カウンターでビールを一人飲んでいた。

もうこの時間帯はいつもの如く、
酔っ払いも深くなり何を話したのか記憶が曖昧だ。

お店のマスターのミッチーさんと話していると
自転車を見せてと頼まれたので、
しょうすけどんに置いてあった自転車を持って来て
見てもらった。

Micci’sのステッカーをもらったので
それをこの場で貼ることにすると、
店長のミッチーさん自ら直接リアカーに貼り付けてくれた。

IMG_6570

クミさんに頂いていた分のお酒を飲み干し
やはり今夜もいつもの河川敷にある橋の高架下に
断熱マットを敷いた上に寝袋に潜り込み就寝する。

驚きの連続の一日が幕を下ろした。

もう札幌での予定はなくなった。
翌日は札幌滞在最終日にしようと心に決めて
眠りに落ちた。


9月29日 札幌最終日 (510日目)

今日も昼頃に河川敷の橋の下で目が覚めた。

河川敷の歩道には犬を散歩したり、
サイクリングを楽しむ人にランニングしている人、
色んな人が通りがかる。

そんな中でいつも昼までぐっすり眠っているのだ。

IMG_6387今日は札幌滞在最終日。

札幌でお世話になったお店にお礼参りする夜には
まだまだ時間があった。

ドトールカフェに入ってコーヒー一杯だけを頼み、
電源をもらえる席に座って
外が暗くなるまで編集作業をしていた。

IMG_6388

夜になってから行動開始。

まずは連日お世話になった
しょうすけどんでご飯を食べることに。

IMG_6288

アフロヘアーの店長ルイくんも
「おー!よし!またきたね!」
と言って顔を覚えてくれていて
笑顔で挨拶をしてくれる。

また来ちゃいました。
このお店にはお世話になりっぱなしだったし、
今日は札幌最後の夜なので挨拶しに来ました!

今日も活気のある店内。
唯一空いていたカウンターの右端へ座った。

このお店では、
ちゃんちゃんこが数十枚常備されていて、
寒い日にはそれを羽織って飲むことが出来る。

なんだか、
コタツに入って親戚のおじさんと飲んでいる様な
和やかで暖かい雰囲気のある店だ。

IMG_6389

常連さんが多い様で、
色んな方が出入りするがみんな顔見知りで
挨拶を順番にする光景をよく見かけた。

ここを訪れた初日にいくら丼やお酒をご馳走になった
マナブさんも常連さんの一人らしく、
この日またマナブさんに再開することが出来た。
IMG_6294

こうして”また会ったね”と言って
喜び合えることがとても嬉しく思うことの一つだ。

しょうすけどんでご飯を食べて
次は2階にあるほっこり酒場へ。

ほっこり酒場へ入りカウンターの中には
以前家に泊めてくれたタカくんが立っていた。

IMG_6392

IMG_6299

家に泊めてくれたり、
これから向かう村の集まりにも誘ってもらい、
タカくんにはとても札幌でお世話になった。

今年の冬期は、
車で2時間の距離にあるニセコに滞在しているので、
札幌に出かけて来た時は必ずこのお店にも帰ってくるだろう。

札幌で起こった
一つ一つの思い出を思い返しながら、
重い腰を上げられずに居た。

やっと街を出る決意を決めて店を出たのは1時頃だった。

近くの漫画喫茶まで移動し、
翌日の新十津川にある村への移動に備えて
ようやく眠ることにした。


次回予告

「今期の旅〜最終章〜Nijinos村。」
自給自足を目指す村づくりをしている若者たち。
27才にして2代目村長。
馬、ニワトリ、猫、犬、仲間。
共に暮らした10日間。


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片手の旅人、汗拭きタオルを買ったおじさん、札幌の熱き人々。(506〜508日目)


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 9月25日 (506日目)

いつもの場所となりつつある河川敷の
橋の下で目が覚める。

IMG_6276

今日も札幌で少しばかり予定がある。

まだ会った事がない旅人が
わざわざ札幌へ訪ねて来る日なのだ。

その彼との出会いは、
ある日突然届いたメールからだった。

あれは8月

ブログランキングなどで
上位にあった僕の書いている物を見かけた様で、
2ヶ月ほど前に連絡が寄せられていた。

「是非会ってみたい」と言われたので
いつかお互いが近づいた時に落ち合おうと約束していた。

昼頃に札幌へ来たと
その方から連絡が入ったので、
いつもの大道り公園で待ち合わせをした。

IMG_6277

下司くん 23歳、
福岡からこのママチャリでやってきたそうだ。

彼と会って初めて気がついた事は
左手が生まれつき親指しかなかったことだった。

そんなハンデを背負ってでも、
ここまで日本を半周以上回ってきている下司くん。

なんだか胸が熱くなり、
昼間からわざわざ来てくれた下司くんに
ビールをご馳走することにして乾杯した。

親指しか動かなく、
片手がほぼ不自由だと云うことは、
色々と不便もあるだろう。

特に自転車では上り坂など相当苦労するだろう。

健常者ならば腕を使って引く力も使えるが、
彼はハンドルを支えるのがやっとで
ペダルを上から下に漕ぐ事でしか前に進む事ができないのだ。

昼間は公園で色々と語り合い、
話をしながら公園でくつろいだ。

話を聞けば彼も写真を販売するらしく、
今までデジカメで撮ってきた物を
販売しているそうだ。

他にも、
『僕と記念写真、200円』
ってのもやっているらしく、
たまに一緒に撮ってくれる方が居るんだそうだ。

またまた斬新なアイディアだ…。

いろんな人が居るもんだ。

最近仕入れた噂では、
ケツバット一発100円
なんて事をしながら日本を一周している
おじさんの旅人もいるらしい。

昼にその公園内で路上販売しようと
準備していると珍しく注意を受けた。

今までここ数日で
そんな事は無かったのだが
今日に限って注意を受けてしまった。

一緒に路上販売をしたいと言っていたが、
他に出来そうな場所は夜のアーケード。

しかし露店ができる夜の8時からでは夜も遅いので
下司くんは飯をさっさと食って
翌日に備え寝りたいらしかった。

明日に照準を合わせて動くか、
今の時に照準を合わせて考えるか。

こうした一つの決断が日々の物語を作る。

この後、
あんなコトに出くわす事とは知らずに、
彼は寝る決断を…。

そうして晩御飯だけ一緒に食べて、
僕は出稼ぎに、彼は河川敷でキャンプし
別行動をする事に。

彼にあり合わせの食材で手料理を振舞う事にした。

下司くんは普段自炊をしていなく、
買い食いやレストランで食い繋いで来ているらしい。

沢山食える様に、
ご飯を飯盒に炊けるだけ炊いて、
大量の野菜炒めを作る事に。

具材はトマト、キャベツ、玉ねぎ、人参の中華炒め。
それにジャガイモと玉ねぎの味噌汁と納豆。

食事を作っている間、
彼は翌朝の朝食を買い物に出かけて行った。

下司くんは、
買い物から帰ってくると
「お湯沸かせるなら、
ちょっとカップラーメン食っていいですか??」と
人が料理を作っているのにも関わらず言ってきた。

え?俺が作ってるのに食うの??
思わず突っ込んでしまった。

「いや、俺、大食いなんですよ、、、」
と言う下司くん。

じゃあこれを食ってから決めてくれ。
そう言って熱々で食べてもらいたい野菜炒めを
大量に炒めて彼に食べさてやることに。

旅人の気持ちは十分にわかっているつもりだ。

IMG_6311

ご飯も特大のおにぎり2つに味噌汁、
納豆、うまい野菜炒め。

下司くんは今まで出会ってきた旅人たちで
自炊している人は、
こんな手の込んだ料理をしていなかったらしい。

やはり、インスタントやパンで
済ませて居る人が多いみたいだ。

あまいあまーい!

そんな食生活では、
この重たいリアカーは動かせないのだよ下司くん!

そう言わんばかりに大量に食べてもらった。

お互いに腹を満たせてから、
下司くんはテントを張り、
僕は路上販売をしに街へと繰り出した。

河川敷を出かけると、
またもや別のニセコの友達から連絡が入った。
札幌で仕事をしていたらしく、
少し落ち合って話をする事に。

またもや待ち合わせ場所に選んだのは
大通り公園。

IMG_6280

来てくれたのは、
ニセコのPizza Yummy’sのスタッフだったあっぴーだ。

久々に顔を合わせ公園でおしゃべり。

また後日、
ニセコの人を集めて飲み会をしてくれる事になり、
この日は家のご飯を作ると言って家に帰って行った。

それから路上販売へ。

IMG_6278

この日はいい場所を取る事が出来て、
色んな人と話しをさせてもらえた。

その中でも驚いたのが、
翌日に安室ちゃんのコンサートに出演する、
安室ちゃんのバックダンサーUnoちゃんが訪ねて来てくれた事だ。
IMG_6283Unoちゃんは、
ダンサーでもありながら、
絵を描くデザイナーでもあり、
芸術や表現する事が好きな
アーティスティックで素敵な女性だった。

そうして、
お互いの話をしている時の事だった…

新手の強者現る。

IMG_6284

何やら怪しいオジ様がご来店…。

何やら一般人と違う雰囲気が漂っている。

よくよく観察してみると…
IMG_6285

手書きの名札…??

書いている文字に目を凝らす。

スクリーンショット 2015-10-02 19.35.49

歴史のある古物商
ダンディ川口…?



札幌市長になる男 川口 英雄

私は日本全国と世界各国の
恵まれない人々を助けます。 市長出馬

  ドラえもんのシール…。

ほう…。
なかなか変わっていらっしゃる…。

おじさんはポケットに手を突っ込んで、
いくつか写真を選んで買ってくれた。

そして自転車の方へと近づいてきた。

「ほう、いろいろ積んでいるな…」
そう言いながらあれこれベタベタ触って物色し、
あるものを手に取った。

それは超汚い汗拭きタオルだった。

これ、いくらだ?

え…はい?

これはいくらだって聞いてんだ。
幾らで買ったんだ?

い、いやぁ、、
幾らと言われても、、、
それ、めちゃくちゃ汚いですよ…?

いいんだ。幾らで買った?

(…??いいんだってって?!)

それは数百円だったと思いますけど…。

そうか。じゃあこれでどうだ。

そう言ってきったねータオルを210円で購入してくれた。

別に僕は構いませんけど、
本当にそれ汚いんで、
帰ってから洗ってくださいよ?

馬鹿野郎!!
洗うわけが無いだろうが!!

これは君がここに来るまでの
血と汗が染み込んでいるものだろう?!

洗えるわけが無いだろうが。

…。

そ、そうですか…。

って言うか!!
安室ちゃんのバックダンサーの前で
何してくれてんだこの親父…

新手の変態具合に、
もう笑うしかなかった。

その場で頭に巻いてくれと頼まれたので
おじさんの頭に巻いてあげた。

IMG_6285

これを巻いて一言。

どうだ。ヤクザに見えるか??

いやいや全然見え無いけど、
もーある意味ヤクザっす…。

もう堪え切れないほど笑が出てしまい、
おかしくて仕方が無かった。

Unoちゃんも愛想笑いをして
顔を引きつらせていたのだった。

色んな街でこうして路上に立っていると
色んな人に出会う事が出来るのが、
この商売を生業として生活してみようと決めた所以だ。IMG_6282

やがて時刻もいい頃になって来たので、
これまた別のニセコの知り合いが紹介してくれた
お店に向かって一杯飲みに行ってから帰る事に。

教えてくれた辺りの住所へ向かうと、
屋台風のお店が通り沿いにあり、
そこの店長を務めるアフロヘアーのルイくんに声をかけられた。
IMG_6352

「しょうすけどん 本店」

IMG_6288

「お、昨日も通ったよね?
どこから来たの??」

こんばんわ!
神戸からです。

そうすると、
大盛況だったお店で飲んでいた常連の方々から
次々に質問が飛んできた。

「おぉー日本一周!!どこから??」

「まぁまぁ、一杯飲んでいきなよ!
俺が何でもこちそうしてやる!」
そう顔を赤らめてご機嫌だったまなぶさんが
席に招いてくださった。
IMG_6294IMG_6290

「何でも食べな!
ジンギスカンとかいくらもあるよ、
いくら食べれる??」
そう言って
豪華ないくら丼までもご馳走に。

IMG_6289IMG_62913杯も4杯もビールを頂きながら、
色んな方々と話をする事ができた。

店に通う人も、
札幌に住む常連さんが多いらしく、
出入りする人がみんな気さくに声を掛け合う
とても雰囲気がいいお店だった。

1時間ほどすると
まなぶさんも十分に酔っ払った様で、
先に帰って行った。

初めから一緒に飲んでいた方々も先に帰ってしまったが、
次々に店に来る方と話していると
またまたお酒をご馳走になったりと、
とても色んな方にお世話になった。

お世話になったし
気軽に顔を出せそうなお店だったので、
またこの「しょうすけどん」に顔を出す事にしよう。

そして、
本来行こうとしていたお店に行く事に。

そのお店は、
なんとその店舗の2階にあった。

「ほっこり酒場」
IMG_6299IMG_6298ここはニセコの人もよく来るらしく、
色んな旅人が訪れるそうだ。

その証拠に、
以前紹介した『殿』もここに来店したそうだ。
12036841_10156066400130223_9077759862259847732_nベビーカーを押して日本全国を周り、
「天下笑一」を企む渡辺 好博さんだ。

まだ会った事は無いが、
とても会いたい人の一人だ。

このお店を一人で切り盛りするタカくんと
色んな話しをしていると。

タカくんは旅人を最近で6人ほど家に泊めたらしく、
気軽に「家に泊まりに来る?」と聞いてくれたので
是非泊まらせてもらう事にした。

店を閉めてからタカくんの家へ。
IMG_6302

タカくんの家でも酒を飲んでいると、
さすがに飲み過ぎで気持ちが悪くなってきたので
就寝する事にした。

なんだか最近、
酔いどれ旅の日記になってきている様な…


9月26日(507日目)

家に招いてもらった翌日は、
夕方までタカくんの家でゆっくりとさせてもらった。

日が暮れ始めて、
タカくんに札幌で美味しいものは何かと聞くと、
やはり北海道ではスープカレーが美味しく、
偶然にも近くにスープカレーが発祥となったお店があるらしく、
そこへ案内してもらえる事になった。

タカくんの持っているもう一台の自転車を借りて
身軽な姿で10分ほどかかるスープカレー屋へ。
IMG_6304IMG_6305ようやくたどり着いた
元祖スープカレーの店。
「アジャンタ」
IMG_6307

今では札幌にたくさんのスープカレー屋があるが、
ここの味は他のものとは一味違うらしい。

なんでも、生薬などが沢山入った
薬膳のスパイスが効ている物なんだそうだ。

手羽元の鳥肉がスプーンでホロホロ崩れる
美味しいカレーが出てきた。

IMG_6310

スープも深みとコクがあって
薬膳の香りも程よく相まって絡んでいる。

これは美味い!

さすが元祖火付け役のスープカレー。

唯一無似の絶品でした。

夕飯を食べてから、
タカくんが店に向かうタイミングで
僕も札幌の街に出る事に。

一度タカくんのお店に出てから、
9時頃に市街地へ繰り出した。

IMG_6312

今夜は先日公園で久々に再会したあっぴーが
家に呼んでくれたのでそこへ行く予定だ。

9時頃に仕事が終わったあっぴーと合流し、
リアカーに乗ってもらって、
40分ほどかかる距離を移動。

IMG_6457IMG_6456

途中に、雨が降り出して来たので
雨宿りしながらゆっくりと帰って行った。

帰ってからビールで乾杯、
あっぴーは風邪気味で仕事の疲れもあったからか
ソファで眠ってしまった。

それを見届け、
今夜使っていいと言われていた部屋で
テレビを見たりブログを書いたりして
またしても人の家でくつろいで過ごしたのだった。


9月27日(508日目)

翌日、
あっぴーのお母さん手作りのカレーを頂いてから
家を出た。

謎の握り寿司料理教室に行く
あっぴーとは一度別れ、
夜にある飲み会でまた再会する事に。

IMG_6339

札幌市内へ戻り、
夜までの時間はする事もないので
気の向くままに街を散歩した。

IMG_6317IMG_6318

 公園でブログ編集したり、
集中が途切れたらまた散歩。

やがて日が暮れて、
集まる予定のニセコの仲間からの連絡は入らずで
途方に暮れながらも街を彷徨った。

自転車に跨ってゆっくり直進。
目の前の信号が赤になると右か左に曲がり
永遠とそれを続けていた。

やがてそれにも飽きてきたので、
路上シンガーや露店が多い
狸小路のアーケードを1〜7丁目まで通ってみようと思い
アーケードを散歩していた時の事だった。

またしても居酒屋の外にあった
テーブル席で飲んでいた人から呼び止められた。

 「おぉ!キミ、どこからだ?」

あ、こんばんわ。神戸からです。

「おぉ、神戸!ちょっとこれ飲むか?」

そう言って渡されたのは、生ビール。

そのジョッキグラスに手をかけ頂こうとすると、
お兄さんはこう付け加えた。

「飲むんだったら一気だぞ!」

周りの人は
「えぇ、一気じゃなくてもいいじゃない。」
などの声がちらほら湧いている。

では、
その期待に応えるとして
生ビールを5秒足らずで一気に飲み干した。

「おぉ〜!さすが!もう一杯飲むか??」

そう言って気に入ってくれた様子だった。

IMG_6320この手の割と大人数の飲み会の席に
良くある四方八方からの質問に、
聖徳太子張りの受け答えで対応。

お礼にステッカーを渡して
これからの夢を話すと、
さらに話の輪は広がった。

「ところで、これからどうするの?」

あ、そうそう。
今日はこれから友達と会う約束をしていたんですが、
まだ連絡が来ないので、
それで街を散歩していた所なんです。

「そうだったんだねぇ、じゃあもう少しは居れるんだな?
何か食べたいものはあるか??」

えぇ、、そんな。。

「いいんだよ遠慮なんて。
その代わり。今日だけじゃなくって、
また札幌に来た時は顔を見せてくれよ??」

あ、はい。
それはもちろんです!!

「じゃあ、遠慮なく飲んでっておくれ。」

そう言って、
新たなビールを注文して下さり、
その場に居るみなさんと乾杯。

IMG_6325

とても美味しい寿司や、
ジンギスカンのザンギ(からあげ)。

楽しい酒の場と、美味しい料理。
地元の方と交流しながら飲む酒は格別だ。

もうこの一日はこれで満足だと思えるほどの
充実感に満たされた。
IMG_6322

1時間ほど色々とご馳走になり、
そこに居合わせた2人と連絡先を交換し
また札幌に来る時は連絡する約束をした。

僕は、
おそらく来年の秋に日本一周を終え、
執筆活動期間になった時にまた、
冬のニセコに来れたら…と
ぼんやりとではあるが考えている。

今年のニセコ滞在中にも、
山を降りて札幌に出てくるかもしれないし、
いずれにせよ。
この方達ともいつか再会できるだろう。

その場に居座りたいのは山々だったが、
まだまだ今日は忙しいほどに予定があった。

まだニセコの友達からの連絡はまだだったが、
先日お世話になったほっこり酒場のタカくんに
出来ればこの日に来た方がいいと
呼ばれていたある場所へと向かう事にした。

徳丸さん、藤野さん、その他の方々。
どうも、お世話になりました!!

IMG_6326

自転車を押して、
先日聞いていた場所へと向かう。

もう既にこの時点で
お酒は5〜6杯飲んで酔っ払っていた。

10分ほどで噂のお店に到着。

ここではこの日、
サプライズパーティーがあるらしい。
僕がこれから札幌を出てから行こうと考えている
自給自足の村の村長なども来ているらしい。

そうした理由もあってタカくんが、
その村に行くのなら、
行く前に顔を合わせておいた方がいいんじゃないかと
来る事を勧めてくれたのだ。

苫小牧のBar Oldでもそうだったが、
ここ札幌のほっこり酒場でも有名な場所らしい。

店に入るとタカくんを見つけ出し、
自給自足の村の現村長ミナト君と前村長リュウゴ君の
2人を紹介してくれたので、
これから札幌を出ると村へ向かうので。
と挨拶をしておいた。

その二人は僕と年が一つしか変わらない。

是非とも、
そんな彼らともう少しゆっくりと話せたら良かったが
サプライズ決行の時間が迫っていた。

今日のサプライズは、
その村長達の仲間がプロポーズを成功させて、
ここへやって来るらしく、
別室で集まったみんなが隠れて待機し、
二人が乾杯する時にみんなで一斉に出て行って
お祝いの乾杯をするという魂胆なんだそうだ。

もうすぐ主役が来ると連絡が入り、
居合わせた30人ほどは別室で隠れて息を潜めた。

IMG_6330IMG_6331

来店した音が聞こえ、
そろそろだぞ。と合図が送られる。

みんなの手にはクラッカーが用意されてある。

「カンパーイ!」

そう聞こえた瞬間。
一斉に突入を開始してなだれ込んだ。

IMG_6333

30人ほど一気に押し寄せて
バーカウンター内へ次々にクラッカーを鳴らしながら
入って行く村の仲間達。

新郎の子が企てたサプライズは大成功。

新婦となった女の子は
とても嬉しそうに喜んでいた。

それから新郎が立ち上がり、
「驚かせてすまない。
今日の事は大分と前から決まって居たんだ。」
そう言って、
新婦へのメッセージが伝えられた。

とても幸せそうな空間だった。

ここに居るのは、
これから向かおうとしている村に関係する仲間達だろう。
そう思うと、
これから向かう村への想像は膨らむばかり。

新郎のスピーチが終わると、
先ほどまで隠れていた別室へ移動し、
お祝いのライブが行われた。

IMG_6336

ライブを終えてから、
僕は連絡が入ったニセコの仲間の元へと
足を向ける事にした。

もう随分と飲んでいたので、
自転車はその近辺に置いて行動する事に。

ニセコの仲間、
ケンさんとあっぴーと合流。

久々に会ったニセコの仲間達とは、
ボーリングやカラオケに行って
遊んで過ごしたのだった。

IMG_6337IMG_6338 ケンさんはニセコで夏場に塗装屋をしているらしく、
いま人出が足りていないので、
冬の仕事が始まるまで働きに来ればいいと
言って頂いたので、

ニセコに到着してから12月半ばまでは、
ケンさんの所にお世話になる事になりそうだ。

朝方の4時頃まで遊び尽くし、
もうここ辺りの記憶は曖昧だ。

みんなと解散してからは、
やはりまた近くの河原にある河川敷へ向かって眠る事に。

今日の夜は目まぐるしい程、
あっちこっち行って楽しめたなぁ…。

そう思って寝袋に入ると、
頭はぐるぐる気持ち悪いほどに回っていた。

素敵な出会いに仲間との再開。
酒、笑、感動、繫りの一夜。

東の空が明るくなり始める頃に
ようやく眠りに就いたのだった。


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