6月29〜30日 (50〜51日目)アンドレーの家を旅立つ

6月29日 (50日目)

目が覚めると
アンドレーもお姉さんも居なくて
エマニュエルと二人だった。
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アンドレーにメールすると、
一昨日ひろめ市場で飲んだ彼と
サイクリングに出かけてしまったみたいだ。

エマニュエルは音楽が好きで
おすすめのCDをたくさんパソコンに
入れさせて貰う事ができた。
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彼はヘルシーな朝食を作ってくれた。
コーヒーも淹れてくれて
ベランダで飲む。
IMG_2758彼が近くにひまわり畑があるから
案内するよと言い出した。

早速そこへ向かう事にした。
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エマニュエルが
「おい〜見てみろよあれ」
「すばらしく綺麗じゃないか?」

仕切りに目に入ったものを指差して言って来る。

DSC_0367今までこの葉はなんだろうと
思って見ていたけども
そこに居合わせたお婆さんに聞くと
タバコの葉だった。

四国ではこのタバコ畑をよく見かける。

ほどなくしてひまわり畑についた。
DSC_0373DSC_0376タダで公開しているようだ。

エマニュエルはもともと東京の方に住んでいて
1ヶ月ほど前にこの町にきたらしい。
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彼は
「東京ではこんなものを見るのでさえお金がいる。」
と言っていた。

確かにそうかもしれない。

ここからは風任せに田舎の町を二人で探検。
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「おい〜見てくれよ」

あまりにもあれこれ言って来るもんで
自分で見たいものを見ていると

「おい〜それが終わったらこっちを見てみろよ」
と強制的に見せられる。

このノリに少し疲れて来た。

トタン屋根の倉庫みたいな建物を指差してはまた

「おい〜みてみろよ。あれは日本らしい。
最高じゃないか。」

そう言ってひたすら何でもかんでもに
感動していた。

やがて山道になって
自転車の走行が困難になってきた

エマニュエルが道が険しくなって来たので
「どうする?」と聞いてきた。

後戻りをするのは嫌いだ。
Keep Going!!
そのまま行こう!!

そう言って彼を先導した。

自分はマウンテンのタイヤを履いているので
山道でも乗って突き進んだ。

「君の運転はハードコアだな。」
そう冗談で言われ奥まで進んでみると

木陰の気持ちのいい小川が流れる場所で
行き止まりになった。
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来た道を戻り

エマニュエルは
まだまだどこかに行く気満々。

でも自分はメールマガジンの
締め切りが迫っているので
帰ってその作業をしたいと言って
家に戻った。

エマニュエルの家をあとにして
アンドレーの家に帰った。

彼は俺の事を考えて
鍵を開けっ放しにしてくれていた。

帰る途中に地元の野菜などを売っている様な
場所があったので覗いてみた。

商品をフラフラ見ていると
横から声をかけられた。

すると、「うぉー!!」驚いた。
この建物内に観光協会があって
昨日飲んだお姉さんがいるじゃないか!!

ここで働いているとは知らず
入ったのだけども
12時間ほど前に飲んでた人に
出会うとは想わなかった。

お遍路さんにお接待で
地元の果物のジュースを提供しているらしくて
それをいただいた。

この日、帰ってからは
ずっとパソコンとにらめっこ。

最後の夜なのに
あまりアンドレーとは会話出来なかった。

夜12時を回って
やっと書き上げる事が
出来た頃には

アンドレーは眠ってしまっていた。

6月30日 (51日目)

今日は寂しいけども
ここを後にして出発しなければ。
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アンドレーが昼に仕事へ行っている内に
部屋をくまなく綺麗にして上げた。

布団を干して
キッチンも磨いて
トイレまで掃除した。

4日間お世話になったほんのお礼の気持ち。

彼が帰ってきて
いよいよ再出発の時が来た。

階段を下りて
自転車へ向かう。

お互い最後の言葉は
何と言ったら良いかわからず
二人とも少しぎこちない。

でもお互い
『こいつとはまた逢える。』と
どこかで想っていただろう。

またどこかで会おう相棒。
その時は、日本じゃないかもな。
わからないけど、必ず
また逢おう。

最後の別れの言葉を交わし
力強くハグして

再び前に進へすすんで行った。

出てからも、あまり寂しくはなかった。
『また、いつか逢える』
そんな思いがそうさせたのだろう。

山に囲まれた道を
4日間の停泊を補う様に
力を入れて先を急ぐ。

すると10km以上走った集落に差しかかると

前から真っ赤な自転車が見えた。

…もしかして?

点にしか見えない距離だったので
直感が働いた。

近づくと

エマニュエル!!

うぉーー!!
こんな山の中で再び出会えるとは
思いもしなかった。

とんだサプライズだった。

こんな田舎で10km以上も
離れた場所で普通出会うか?!

奇跡だ。

この、ご縁に感謝。

路肩に止まって15分ほど話す。

すばらしく、気落ちの良い出発が出来た。

もう、この町には
想い残す事などない。

『土佐市で出会った方々
本当にありがとうございました。』

そして次のお寺がある
高知県高岡郡をめざして

走る
DSC00648 DSC00650走る
DSC00649DSC00646走る!!
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暗くなってすぐに峠が見えた。

この山を越えたら
テントを張る場所を探して
休む事にしよう。

安全ライトを前後に点灯させて
十分に安全に気を使って
小雨の降り出す中、峠に入った。

ひたすら立ち漕ぎで突き進む。

1km進んでも

まだある

2km進んでも

道は容赦なく続く。

あのカーブを越えたら次こそ、、、
あのキツい直線を越えたら、、

いやいや。
まだまだ続く。

街頭一つなく
頭上には満点の星空だけが広がり
辺りの山々は真っ黒なシルエットを浮かばせ

苦戦している自分を
あざ笑うかの様な壁に見えた。

くっ、負けるもんか…!!

やがて汗もぼたぼたと落ちて
涼しい夜に全身ビショビショになってしまった。

意識はもうろうとして
点滅する自転車の強力なLEDのライト

その真っ白なライトと真っ暗の静寂
全身は濡れ小雨は降り続く。

全身が濡れているせいか
真っ暗な闇で五感が奪われて
水に溶け込む様な感覚に襲われた。

自然と一体になっている様な
不思議な感覚。

そうもしているうちに
まだまだ坂は続く。

いくつもトンネルを越えて
今度こそあのカーブを越えたら…

 ハァ ハァ ハァ…

小さな看板が見えた。

←3km○○ ○○3.5km→
○の中の文字は覚えていないけども
確実に坂の途中と言ったところ。

マジかよ…
嫌な気持ちと言うより
笑ってしまった。

後少し、漕いでみよう。

段々と足に力が入らなくなり
貧血気味になってくる。

やがて左右にフラフラする事が多くなって来た。
限界が近い様だ。

また看板が見えた。

七小峠まで8km

は?

まっだまだやんか。

…その場で力つきた。

一度休憩をして
麓辺りでもらった栄養ドリンクを一気飲み。

少し休憩して
また峠を立ち漕ぎのみで駆け上がる。

合計おそらく3時間ほどで
峠を抜けた。

坂を下った所に
道の駅があったので
即ピットイン。

早速ご飯を食べて寝る事にしよう。

晩ご飯は
夕方、安く手に入れた鰹のたたき。
普通の価格でも安いのに
タイムセールでは半額。
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200円で大量の鰹が食べられた。

噂の美味しい食べ方の
塩とわさびで味付け。

ご飯の上に乗せて食べた。

あっさりしていて
わさびの辛さがまたおいしかった。

そしてテントを張って就寝した。

6月25〜28日  (46〜49日目)

6月25日 (46日目)

午前中ブログの編集などして
弁当にちりめんと梅干しを和えたおにぎりを作って
出発は午後だった。
IMG_2725数日前から朝になると
空気が抜けているリアカー。

昨日も治したはずがまたもや空気が抜けていた。

小さい穴が他にあるのか?

とは言っても一日くらいは
十分に空気を入れておけば
走れるので空気を入れるだけの
手当で出発を急ぐ。

とその時、

『予想だにせぬ事が!!!』

(ガチンコファイトクラブ風)

バッホーーーーーン!!

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とてつもないバズーカの様な音と共に
タイヤがペシャンコになってしまった。

更に予備のチューブを探したけども
違うものを持って来てしまっていた様で予備が無い。

幸い、近くにホームセンターがあったので
すぐさま買いに行った。

買ったのはバルブ式チューブ。

帰って見てみると、
自分の持っている空気入れが
米式と仏式しか対応していない。

奇跡的にこの善根宿に空気入れもあったので
難を凌ぐ事が出来た。

手際よくタイヤを直して

ようやく出発。

次のお寺までは30km以上離れている。

宿を出てから気持ちの良い
サイクリングロードを抜けて
快調に飛ばしてお寺に着いた。

第二十八番札所 大日寺DSC_0293DSC_0294DSC_0296

次のお寺まで10kmほどだったけども
時間的に日は傾いて

タイムリミットの
5時には間に合わなさそうだ。

寺の周辺まで行って朝一で参拝する事にしよう。

お寺がある南国市へ向かう。

途中、御免駅と言う珍しい名前の駅を発見。

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電車にもひらがなで「ごめん」と書いてあった。

IMG_2727そこあたりで昨日調整したはずの
リアタイヤの(後)スポークが
へなへなになってきていた。

そのまま乗るのは自転車を痛めてしまうほど
タイヤが曲がって来ていた。

初めての調整は大失敗だったようだ。

ありゃまー、、、

御免駅周辺は住宅地で
修理が出来そうなスペースも無い。

周辺の自転車屋も2件回ったがタイミングが悪く
治してもらえなさそうだったので

押してお寺辺りまで2〜3km歩いた。

お寺の近くへ行くと
川沿いにお地蔵さんがあって
その横にちょうどいいスペースを見つける。

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どうもそこあたりしか
良さそうな場所は無かったので
お地蔵さんにロウソクを灯して線香を焚いて
お世話になる挨拶をして泊まる事にした。

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ご飯を作って食べ
DSC_0300DSC_0299早速スポークのバランスを
再調整してみる事にした。

2時間ほど悪戦苦闘して
なんとか張り直せた。

そしてアンドレーに連絡をとった。

地図では明日一日頑張ってお寺を6ヶ所廻ると
辿り着く事が出来そうだったからだ。

多分早くて明日に着く!!
そうメッセージを送るとすぐ返信がきた。

「いつでも待ってるぜ相棒。
ここにはビールでもなんだってあるぜ!!」

よし、明日必ず彼の所へ辿り着こう。

そう決心して眠りについた。

6月26日 (47日目)

今日はストイックに寺を攻めまくる。

そう決意して

朝ご飯にインスタントラーメンに
昨日の残りの小さなおにぎり1個で
簡単に手早く朝食を済ませて出発した。

まずは寝泊まりしている場所の目の前にある

第二十九番札所 国分寺

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そこから9.4km離れて
最後あたりにキツい峠をゴリラダッシュで駆け上がって
キムタク並みの爽やかさで坂を下った。

第三十番札所 善楽寺

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このお寺でお経を唱えている時に
後ろから誰かがポケットに
1000円を入れてくれていた。

初めはそうだと分からなくて
あれ?
こんな所に1000円入れたっけ??

と考えていると
近くにいたお母さんだった。

お礼を言うと
友達の方も寄って来て
ジュースやらお菓子をくださった。

ありがたい。

塩が入った梅のジュースが
汗だくのこの、キムタクには
とてもありがたかった。

郷ひろみの様に足を蹴り上げて
自転車にまたがった。

「ゴーデスッ!」とまでは叫ばなかったが。

次の8.4km先のお寺を目指す。
JR高知駅を通り過ぎてすぐの場所にあった。

あれ?気付くと違うお寺に来てしまったみたいだ。

先ほどの三十番善楽寺の「奥の院」で
まったく目標とは違う所に来てしまった。

のを!!

書いている今、気がついた。

なるほど、どおりでお寺の方が
「ここは番外なのでこちらの別の空いている所に
納経を書いておきますね。」

と言っていた訳だ。(笑)

そこで和菓子を大量に頂いた。

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この日は、朝の食事とその和菓子だけで
ひたすら走った。

次にまた8km移動。

途中雨が降り出したので
ここからカメラチェンジ。

山の麓の農協に自転車を停めさせてもらって
歩いて20分の山を上がった。

第三十一番札所 竹林寺
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急ぎ足で山を下って
7.8kmほどだったのに
少し道を間違えて9km移動。

登山口に会社の事務所があって
そこに自転車を停めさせてもらった。

また、歩いて山を15分ほど上がって

第三十二番札所 禅師峰寺
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山猿の様に軽やかに下山して
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次は桂浜に掛かる浦戸大橋を渡って行く。

だけども
そこの歩道がハンパなく狭過ぎる。

押して行ったとしても
乗るか乗らないかといった幅だ。

車道も互いに一車線づつでトラックも
バンバン通っていてかなり危険そうだ。

時刻は4時。

回り道をすると完全に間に合いそうも無い。

意を決して自転車を車道に降ろして
自分は歩道から押す。

そうして橋を駆け上がった。

疲れて歩きたいけども
車がぞろぞろと後ろに渋滞している中
そんな事は出来ない。

ザマスメガネのマダムに
ピアノのお稽古をされている様な気分で
必死で駆け上がった。

なんとか事故も無く
橋を越えて

そこからほどなくして4時半に到着。

第三十三番札所 雪渓寺

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予定ではもう一つ行く予定だったけども
間に合わなさそうだ。

とは言ってもこの日
間違えた寺を含めて五箇寺行けて
まずまずなペースで廻る事が出来た。

残りのお寺はアンドレーの家から
後日、向かうとしよう。

そこから待ちに待ったアンドレーとの再会を果たしに
彼の住んでいる土佐市を目指す。

15kmほど走って行くが
腹が減って足に力が入らなくなって来たが
もう少しの我慢だと自分に言い聞かせて
彼の家に向かった。
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約束していた彼の家の近くのコンビニに向かうと

ケータイをいじって下を向いたアンドレーが居た。

近寄って「Heeeeey!!」と挨拶すると
彼も目を丸くさせてを大きく広げ
抱きしめ合って再会を喜んだ。

そこから300mほどに
彼の住む3階立てのマンションがあるらしい。
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さっそくそこまで案内してもらって
再会を祝った。
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夜は高知で知らない人は居ないほどの
有名な飲屋街「ひろめ市場」に連れて行ってくれた。
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金曜だったけども人は少ないらしい
話しでは主に土日が
すごく込み合っているみたいだ。

ここはすごい、いい雰囲気の飲屋街で
市場みたいに居酒屋がぎっしり建物内を
ひしめき合っていた。
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陣取ったテーブルまで持って来てくれるので
どこの店で注文しても良い様になっている。

「週末はもっと人が沢山居て
ほんとすごい状況の時があるんだ。」

「先週はサラリーマンがトイレの地べたで
寝てたりしててクレイジーな酔っぱらいが沢山いた。」
などとアンドレーは教えてくれた。

アンドレーが高知で知り合った日本人友達も
2人混じって4人で酒を飲んだ。
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アンドレーが「はちきん」って知ってるか?
と聞いて来た。

なんだそれ?きんぱちじゃなくって??
聞き返しても「はちきん」だと言う。

わからない、、

そんな会話をアンドレーの部屋でしていたのを
彼は思い出して、はちきんを説明してやってくれないか
と日本人二人に頼んだ。

そうすると、友達の二人が方弁だと教えてくれた。

「はちきん」とは「八金」と漢字で書いて
高知の女の人を指す言葉らしい。

『八個のキンタマと云う意味で、男の倍以上も強い』
とゆう意味らしい。

男の方弁もあって「いごっそ」と言う。
これは頑固者の意味なんだと。

その土地ならではの会話に
おつまみには奮発して1200円もする
鰹のたたきを食べた。
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最高のご馳走ーーー。
一日1000円以内を目標としている
自分にとっては結構な高価な価格。

こっちでは塩とわさびだけで食べる人も多いらしい。
それを聞いただけでもとてもうまそうだ。

やがて12時でその市場は閉店して
次はほどなく歩いた所にある
オープンテラスのバーへ入った。
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アメリカ人一人で切り盛りしているらしく
日本語も結構話せる店員だった。

八十八カ所をしていると知ったら
店員の外人さんが
「オセッタイデス」と言ってテキーラを
サービスしてくれた。

まともなご飯を食べていなかったので
気分が悪くなってきた。

と、言うか腹減った。。。

なんかみんなに気を使って
ご飯食べたいとも言えず、

途中トイレに行くフリをして
近くのコンビニで大盛りパスタを買った。
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ハムスターみたいに口に詰め込んで
パスタを平らげてから、
何食わぬ顔でBarに戻った。

やがて2時頃に解散。
ベロベロになって家に帰り
すぐさまベットに直行した。

6月27日 (48日目)

朝起きるとアンドレーは近くの中学校へ
一時間だけ仕事をしに出て行った。

待っている間食材を買いに行って
トマトをふんだんに使った
トマトカレーを大量に作る。
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この日はこの家を拠点として行けるお寺は
3つほどあったのでその内の1つの
山の上にある所へ向かう事にした。

アンドレーと一緒に行く予定だったけども
彼は雨だったので家でゆっくりしておきたいみたい。

一人で雨の中、お寺に向かった。

山道が見えて
DSC00568どんどんあがってゆく。
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第三十五番札所 清滝寺
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このお寺の高さ15mの
厄除薬師如来像の中に入ると下へ
螺旋階段状に降りてゆく階段があった。

中へ入って見る事にした。

大人一人がやっと入れるスペースから始まり、
やがて真っ暗になり視界が一切見えない。

進んで行くと行き止まりの様になっていて
何も見えないので恐怖を感じて戻ろうとした。

いや、待てよ。

出口はあったのに道がないはずがない。
ここで諦めるといけない気がする。

戻ろうとした身体をもとに戻して
手探りで道を見つけた。

真っ暗な中でやっと道を見つけ
大きな段を上がって
頭をかなりかがめて小さくなって突き進んだ。

やがて奥にロウソクを灯した祭壇があり
そこを過ぎると出口で外に出られた。

見えない世界で
道に迷っても
じてす。

この行為が大事な事の様に感じた。

アンドレーの家からは10km圏内だったので
あっさりと行って帰って来る事が出来た。

午後はぼーっと二人で過ごして
沈黙があっても昔からの友達の様に
お互いリラックスしていた。

夕方頃にアンドレーの同僚の友達
エマニュエルが訪ねてきた。

ビールを乾杯してあれこれベランダで話した。
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話していると
エマニュエルにすごく気に入ってもらえたみたいだ。

「また、明日にでもウチに飲みに来なよ。」と
彼は誘ってくれたのだった。

暗くなってきた頃、
アンドレーが英語教師の仕事している
中学校の先生方との飲み会に参加させてもらった。
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だいぶんと、そこでも酒を飲んだ。
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みんな熱心な人達で『教師とは』
みたいなテーマで熱く語ったりしているのを
横でふわふわ酔っぱらいながら聞いていた。
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やがて店を出て
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記念写真を撮り、解散かと想いきや
残った数人でまた近くのお店にはしご。
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大分と飲んでいたので
あまり会話は覚えていない。

店長さんが日本一周している事を知ったら
一合瓶の地酒をプレゼントしてくれた。

その亀泉と言うお酒が美味しかったのは覚えている。
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店を出てもコンビニの前で

缶チューハイを飲む。
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今夜は昨日よりも更に千鳥足でフラフラで家に帰って
相棒もかなりご機嫌だ。
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またもやこの日も布団の上ですぐに撃沈した。

6月28日 (49日目)

目が覚めると酷い二日酔いだった。

この旅に出て来てから、初の二日酔い。

午前中は放心状態だった。

アンドレーの家に来てから初めての晴天。
午後に残り二つのお寺に彼と行く事にした。

彼の家を出て走り出す。
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久しぶりのアンドレーとのペアランだ。
一ヶ月前にも見た背中姿を見て
嬉しくて微笑ましくなった。
DSC00602夏らしい風と匂い。
空も久しぶりの青さを見せてくれた。
いよいよ近づく夏が見え隠れする。

荷物を付けていない自転車は快調に走り
やがて一ヶ所目に辿り着いた。

第三十四番札所 種間寺
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日本ならではの事なので
彼に寺での参拝の行程を見せて上げた。

そして次のお寺に向かう。
天気は次第に曇りがちになってきた。
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小さな山を越えて海へ。

気持ちのいい道のりを走って
横浪半島の先端辺りに位置するお寺へ向かう。
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第三十六番札所 青龍寺
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スロースタートで出発が
おそくなってしまったけども
なんとか五時に間に合った。
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お腹がすいたので近くのご飯屋で食事をした。
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外食は讃岐うどんを食べた香川県以来だ。

外に出ると海が近かったので
海で一服してから帰ろうと彼を誘って
良い場所を探索した。
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15分ほど辺りの海岸を探索して
防波堤を越えた所にプライベートビーチを発見。
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そこで一時間ほど
自分達の将来について語ったり
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しずかに雲が流れる様子と
波のせせらぎに耳を澄ませて過ごす。
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何やら大きな発泡スチロール2つに
丸太を二本くっつけている船の様な物が
砂浜に流れ着いていたので

よし、見とけよーこれに乗ってやる!!と

ふざけてパンツ一枚になり乗って見せた。
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一度、危うく落ちかけたけども
なんとか持ちこたえて
彼と笑い合った。

日もだんだんと傾いて
暗くなる前に帰る事にした。

帰る途中、川を渡ろうとしたら
見事な色に染まった空と川の水面が見え
お互い暗黙の了解でブレーキをかけた。
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またまたここでぼーっとしてから家に帰った。

今夜は昨日気に入ってくれた
アンドレーの同じ同僚のアメリカ人、
エマニュエルと飲む予定だ。

それまで家でくつろいでいると
もう一人客人が家に来た。

近くの観光案内所で働いているお姉さんだった。

お姉さんも一人旅が好きで
海外によく行くらしく話しが弾んだ。

やがて約束の時間が来て
近くのアンドレーの友人エマニュエル宅へ向かう。

お姉さんは歩きで来ていたので
リアカーに乗せて行った。
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このリアカーは頑張ったら
大人二人もが乗れる頑丈な作りなのだ。

そうして1.5kmほどのエマニュエル宅に到着。

またまた飲み会の始まりだ。
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近くのスーパーで買って来た
鰹のたたきをつまみに飲む。
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連日の酒続きでどうやら寝てしまっていたらしく
呼ばれて起こされると部屋一面に布団が引いてあった。

布団まで寝ぼけ眼で移動して
また撃沈、就寝した。

7月5日現在
更新大分と遅れていますが
アンドレーとの生活で飲み過ぎて
もう、お分かりのように
毎晩酔い過ぎで書く事が困難でした(笑)

また、おいおい電波のある所を見つけては
更新して行きたいとおもいますー。

連日山の中を走行しています。

長らく更新が途絶えていますが
一度ホームシックになりかけたものの
生きています。

電波状況が良くなく、
画像の貼り付け作業が出来ません。。

文章は書き溜めていってるので
更新までもう少々お待ち下さい(^^)